【試し撮りレビュー!】SONY α7Ⅱで水族館撮影してみました!

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■ついに!フルサイズミラーレス・デビュー!(仮)

少し前ですが、5月に北海道旅行へ行きました。

新千歳空港からほど近い「千歳水族館」。地元感たっぷりの素晴らしい淡水魚水槽と、「日本初」の”川の中まで水族館”!
ずっと前から行きたかった「北の大地の水族館」、ついに初訪問!魚種それぞれの特徴を引き出そうとする展示の数々が、とても楽しい水族館でした!
北海道旅行・最終日。帰りのフライトの時間に追われつつ、札幌市内の「サンピアザ水族館」へ。道内唯一?の「都市型水族館」で、ちょっと真面目に考えたこと。

2泊3日で、千歳 ⇒ 旭川 ⇒ 北見 ⇒ 留辺蘂 ⇒ 糠平湖 ⇒ 大雪 ⇒ 旭川 ⇒ 札幌。レンタカー走行距離およそ700㎞、水族館3か所(あとネイチャーセンター2か所)回ってまいりました!

そして、今回の旅行ではメインカメラのニコンD7000に加えて、ソニーのフルサイズ・ミラーレス一眼「α7Ⅱ」を持参しました。

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ソニーが攻勢をかけ、キヤノンとニコン、そしてパナソニックが相次いで追随した「フルサイズ・ミラーレス一眼」。今年春の「CP+2019」(カメラ・写真関連の、日本最大の展示会)でも各社ともこのジャンルには相当力を入れていて、ぼくも(次に買うならフルサイズ・ミラーレスかなぁ)と、ちょっと気になっていたのです。

■新カメラ購入?!いえいえ、レンタルです!

とはいえ、ボディだけで新品価格およそ13万円のカメラをぽんっと買ってしまえるわけもなく、今回もレンタルサービス「Rentio」さんのレンタルに頼りました。

・レンタルのRentio/SONY α7 II ボディのみ

7泊8日で12,800円、往復送料無料。ネットで予約、宅配便で最短翌日お届け。コンビニや自宅から返却可。RentioでSONY α7 II ILCE-7M2 ボディ ミラーレス一眼を激安レンタル。

7泊8日で¥12,800。最新機種(当時)の「α7Ⅲ」もラインアップしていたのですが、こちらは3泊4日で¥22,800とだいぶ割高だったので手を出さず。
今回の使用目的はとにかく「フルサイズ・ミラーレス使ってみたい!」ということでしたし、α7Ⅱも「フルサイズ・ミラーレス」というジャンルを一躍メジャーにした人気機種にして現行機種。不満はありません。

こちらはボディのみでレンズは別に用意する必要がありますので、以下のレンズを合わせてレンタルしました。

・TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)

3泊4日で9,980円、往復送料無料。ネットで予約、宅配便で最短翌日お届け。コンビニや自宅から返却可。RentioでTAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) 標準ズームレンズ (SONY Eマウント)を激安レンタル。

こちらもカメラに合わせ7泊8日で¥13,180.(3泊4日:¥9,980からレンタル可能です)。
安定のF2.8通し標準レンズ。ズームレンズキットでの貸出も可能だったのですが、水族館撮影がメインになることを考えると 28-70mm F3.5-5.6 のキットレンズではちょっと物足りないところです。せっかく、今後のカメラ購入を見据えて試し撮りするのですから、レンズも実使用に近いものを選びました。

(「F2.8通し」レンズの有難さについてはこちら)

ついに買っちゃいました、「F2.8通し」のレンズ。いわゆる大三元レンズ。ニコン純正じゃないけど。APS-C機専用レンズだけど。

カメラ+レンズで合計¥25,980。(実際には、キャンペーンで入手した30%引クーポンがあったので1万8千円ちょいでした)
それなりの出費になってしまいましたが、新品購入した場合カメラ+レンズで少なくとも30万円レベルの投資になるはずですから、それだけの買い物をするかどうかの検討のためと思えば納得できる先行投資、なのかな???

Rentioさんには今年始めの小笠原旅行でもお世話になっているので、安心して使用することができました。カメラじゃなくても、ちょっと気になるレンズをじっくり試したいときに便利なサービスですね。

約1週間の小笠原旅行で、役に立ったモノ。年末年始の小笠原は内地との温度差もあり、現地で調達できるモノも限られるんです。

■そもそも「フルサイズ・ミラーレス」とは??

ところで、そもそも「フルサイズ・ミラーレス」ってなんなの?そんなにアツくなるものなの?いま使ってるニコンD7000で別にいいんじゃないの!?というお話。

「フルサイズ・ミラーレス」カメラとは、つまり撮像素子(イメージセンサー)が「フルサイズ」の、「ミラーレス」カメラ。

なんじゃいそりゃあ?という人向けにめっちゃざっくり纏めてみました。

「APS-C」だとか「マイクロ・フォーサーズ」だとかって何やねん??となりそうなので、センサーサイズに関してもう少し補足。勘違いしやすいけど、「フルサイズ=最大サイズ」ではない、というところが割とミソですね。

もっと詳しい話は、下記リンクをご一読ください(逃げる)。

一般的に普及されているデジタル一眼レフカメラの内、エントリーモデルとして人気を集めるカメラはほぼ全てAPS-C規格(焦点距離×1.6倍にクロップされる※Canon製)が採用されていますが、カメラメーカー各社が提供するシリ...

■「フルサイズ・ミラーレス」の気になる性能!

さて、そんな「フルサイズ・ミラーレス」。
性能やメリット/デメリットについては、雑誌や書籍やWeb上で数々語られていると思います。ぼくも今回α7Ⅱをレンタルするにあたってそれらのレビューをいくつか読んで、気になったのは以下のポイント。レンタル機を実際に使ってみて確かめたいポイントです。

①コンパクトさ
「ミラーレス=コンパクト」?
マイクロ・フォーサーズ機であれば小型機で300g程度、スマホ2台分くらいの重量です。これがフルサイズ機になるとコンパクト性はどれくらい保たれているのか。混雑した休日の水族館だったり、あるいは地方への遠征だったりと、「水族館撮影」には携行性も気になるところです。

今のところOLYMPUS「TG-5」を遠征用にしていますが、果たしてこれに代替できるのか?!

このところネットでちらほら囁かれている「オリンパスTG-5、生産終了??」の噂。そんなタイミングで、敢えての実機レビューです。生き物好きにはマストバイの1台!

②画質/画素数
「フルサイズ機=高画質」?
センサーサイズが大きくなると、同じ画素数(今はだいたい2,000万~2,500万画素くらい)でも1画素当たりの受光面積が広くなり、そのぶん多くの光量を拾えることになります。(=ノイズが減る、暗所での高感度撮影にも強くなる)
あるいは、同じ画素ピッチであればセンサーサイズが大きいほうがより多くの画素数を実現できるので、フルサイズ機では4,000万~5,000万画素という高画素機もリリースされています。めっちゃ雑に言えば「日本に1億2千人住んでると過密だけどロシアに1億4千人住んでても余裕だよね」みたいな話です。

センサーサイズと画素数だけで画質の優劣が決まるわけではないのですが、フルサイズミラーレスというジャンル自体が最近になって出てきたジャンルのため光学系や画像処理エンジン、AF性能も最新技術が搭載されているので、画質面でのメリットは大きいのではと思います。特に水族館で撮ってると、暗いところでのAF性能めっちゃ大事。

③フォーカスポイントが広い
カメラ雑誌でレビュー記事を読んだり家電量販店の店頭でデモ機を触ったりしていちばん「おおっ!」と思ったのが、実はこの点。

こちらが、現在使っているニコンD7000 のフォーカスエリア(ニコン公式サイトより)。ファインダー中央部をメインに、39点のフォーカスポイントが設定されています。
これでも、初号機として使っていたニコンD80と比べると11点⇒39点に増えているので、買い替えたときはかなりの衝撃だったんですけどね。

これに対し、フルサイズ・ミラーレス機の場合。

これは最新機種「α7Ⅲ」のフォーカスエリアですが(ソニー公式サイトより)、ファインダーのほとんど隅々まで合焦可能ということが分かります!今回借りた「α7Ⅱ」ではここまで多いフォーカスポイントは設定されていませんが、それでも画面の広範囲をカバーしていることは変わりないようです。

フォーカスポイントが広い=よりフレキシブルな構図での撮影が可能に!ということで、この点はとても気になるところです。特に被写体が魚の場合、細長かったり真ん丸かったり、いろいろな形をしているので……。

■いざ実撮!

「Rentio」さんから送られてきたレンタル機を手に、いざ北海道へ!2泊3日の撮影旅行スタートです!

以下、実際に旅行中に撮影した写真を何枚か。

(69㎜、F2.8、1/100秒、ISO800)

口ひげや鱗の輪郭、ヒレの条までくっきり。そして背景の岩肌が玉ボケてくれています。(F2.8のレンズで絞り開放なので、ボケるのは当たり前なのですが。)

(59㎜、F2.8、1/50秒、ISO640)

カラフルな写真があまり撮れてなかったので、潜水作業中の飼育員さんを。ニコン機ときちんと撮り比べた訳ではなく感覚的で恐縮ですが、発色は割とビビッドな気がします。

(29㎜、F2.8、1/100秒、ISO800)

先ほど書いた、フォーカスエリアの話。被写体にちょうど良さそうなピラルクーがいたので一枚。
合焦できるギリギリの右隅にピラルクーの目が来るように撮影してみました。ニコンD7000だとここまで極端な構図で撮るのは難しいです。(それでも全身写らないって、やっぱりピラルクーってデカいな、、、)

(53㎜、F2.8、1/100秒、ISO800)

同じピラルクーでもう1枚。今度は対角線構図を意識して画面斜めに配置し、ピラルクーの体の長さを奥行きとして表現してみました。

(70㎜、F5.6、1/400秒、ISO200)

水族館以外でも1枚。旭川 ⇒ 札幌へ戻る途中で足を止めた、水田地帯に沈む夕陽。
これまで、光学ファインダーを搭載した一眼レフで夕陽/朝日を撮ろうとすると眩しすぎて目もくらむし、適正露出を見極めるのが難しかったのです。(カメラの露出設定をいじっても、ファインダー内の明るさは変化しない)

ミラーレスの場合は「EVF(電子ビューファインダー)」を搭載していて、カメラの露出設定を変えるとEVF内の明るさにも反映されるので、こういうときにも便利だなと思いました。同じように水族館で深海水槽を撮影するときにも、露出不足の場合はEVF内も真っ暗に見えるので「ウッカリ露出不足」を防ぐことができます。

慣れないカメラで捜査に手間取ったこともあり、2泊3日の旅行だけで十分に性能を引き出せなかったのは自分の未熟さですが、それなりに色々撮ってみました。ふだん使ってないメーカーのカメラを使い倒してみる、ってのは単純に楽しかったです!

■購入はアリ?ナシ?

さて、今回の試し撮りを踏まえて、果たしてフルサイズミラーレスは「買い」なのか??

結論から言いますと、ぼくは今のところ、α7Ⅱ(を含めフルサイズミラーレス)の購入を見送ることにしました。

▼理由1:「コンパクトさ」はそれほどでもない。
今回使った「α7Ⅱ」はボディ本体で599g。合わせて借りたTAMRONのレンズが550gですので、合わせると1.2㎏弱の重量になります。メイン機にしているニコンD7000がボディのみで780gですのでそれよりは軽いのですが、正直いって「劇的に軽くなった!」という感じはしませんでした。
本体自体は確かに軽量化されていると思うのですが、フルサイズ機向けの「いいレンズ」はそれなりに重量のあるものが多いので、カメラ+レンズ一体で考えるとそれなりにズッシリした感じはします。

それと、「コンパクトさ」を打ち出すために犠牲にしている部分があるのも事実。
① バッテリー
水族館で半日くらいパシャパシャ撮ってると、気付くと電池残量が半分くらいになってたりします。体感的にはバッテリーの持ちは「ニコンD7000 > オリンパスTG-5 > ソニーα7Ⅱ」。とにかく電池容量に余裕のあるニコン機はもとより、コンデジのTG-5より電池消費が速い気がしました。ミラーレスゆえ、電池は小さくせざるを得ないけれどレンズのモーター駆動やらに電気を使うのでしょうね。
本気で1日持ち歩くなら、予備バッテリーは必須だなと思いました。もっとも、USB給電可能なのでモバイルバッテリーでしのいだり、移動中にクルマのシガーソケットから充電するというのも可能ではありますが。
② 記録媒体(SDカード)
SDカードはシングルスロットル。いま使っているニコンD7000はSDカードのダブルスロットルで片方をバックアップに割り当てられるのですが、そういった使い方はできないようです。なお、後継機のソニーα7Ⅲはしっかりダブルスロットルになっていて、さすがだなぁと思います。ボディサイズほとんど変わらないのに……。

▼理由2:レンズまで考えると、購入予算オーバー。。。
はい、来ました。めちゃ現実的な理由。。。
α7Ⅱは現行機種ですがその後に後継機種「α7Ⅲ」が発売されたこともあり、フルサイズミラーレスの中では比較的安価……といっても、ボディ単体で約13万円。「α7Ⅲ」であればボディ単体で約20万円です。
いま持っているニコンFマウント用レンズはそのままソニーαには使えません(マウントアダプター噛ませれば使えますけど)。もし仮にメイン機をソニーα機に変えようとすれば、少なくともこの辺のレンズは欲しくなってしまいます。

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あうあう。。。(ただじっと手を見る)

▼理由3:これから数年の動向に注目!(つまり様子見。。)
いまをときめく「フルサイズ・ミラーレス」ですが、裏を返すとまだまだこれからの進展がありそうです。ソニーの独り勝ちだったところにキヤノン・ニコン・更にはパナソニック(ルミックス)が参入。そしてソニーの最新機種「α7RⅣ」の発売(2019年9月発売予定、驚きの6,100万画素!!)。

もともとニコンユーザーだったこともあり、ニコンのフルサイズ・ミラーレス「Z」シリーズにも惹かれます。デモ機を触った限り、操作性の面ではやっぱり同じニコン機がしっくり手に馴染む感じもありました。ただ、今のところレンズのラインアップが少ないのと、記録媒体がXQDカードだけのがネックだったり(SDカードが使えない。そしてXQDカードが高価)。

レンズに関しては、従来の一眼レフの流れを考えると今後は非純正メーカー(タムロン、シグマetc)のレンズがもっと充実するんじゃないかと期待しています。ただ、レンズメーカーとしてはやはり勢いのあるカメラメーカー用の製品に注力したいでしょうから、今はとりあえず各社用のレンズをちょっとずつリリースしながら様子を見ている……そんな気もしてしまいます。

もちろん、ソニー「α」シリーズもニコン「Z」シリーズも(あとキヤノンもルミックスも)相当に完成度の高いカメラですので、「今はカメラ持ってないけど、ちょっといいカメラ欲しいから思い切って買ってみよう」という方には、どれを選んでも外れなしだと思いますよ!
(自分の場合は、なまじニコンD7000を持っているのでそれとの併用を考えると色々とハードルが……。)

※追記:
この記事に書いた北海道旅行の翌月、なんとニコンD7000をぶっ壊しました。。。

カメラをぶっ壊してしまいました。。。からの、ニコンさんでメーカー修理してもらった話。

そんでもって紆余曲折あって、ニコンD500を買ってしまいました。フルサイズ・ミラーレス機を買うのはまだまだ先になりそうです……。

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