南伊豆・子浦「風待ち縁の日」に行ってきました!

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今年の10月に、南伊豆・子浦に19年ぶりに行った話の続き。
子どものころ毎年行っていた、魚たちと出会った原風景の海。

オヤビッチャ、タカベ、ソラスズメダイ…。たくさんの魚たちとこの海で出会った。東京育ちのぼくが海や魚を好きになったのは、間違いなくこの海のおかげ。19年ぶりくらいに訪れました。また必ず来ます。

あまりにも懐かしくて、1か月も経たないうちにまた行ってきてしまいました。

(前回は東京から車だったけど、今回は下田まで特急「踊り子」で。なんだか懐かしくなる特急列車です。)

■今回は、路地歩きイベントを満喫!

前回(10月)に遊びに行ったときに「11月に子浦でイベントやるよ~!」と地元の馴染みの方や主催者の方から教えてもらい、今回はそのイベントに合わせて遊びに行きました。
子浦の海を”第二の故郷”と呼んではばからない母親も、今回は同行です。

母親の代から、海水浴の合間にお世話になっていた「喫茶店・しおかぜ」。

昭和の面影……というか、昭和の頃からそのままのような路地裏の風景。

■貴重な古民家もガイドしてもらいました!

民家や民宿が密集した集落のまんなかに立つ、ライトグリーンの洋風な木造建築。実は古い郵便局の旧家なのです。今回の「子浦・風待ち縁の日」では、建物内も公開されていて、見学させていただくことができました。

外見は洋風なんだけど2階は和室になっていて、欄間や壁をよくみるとものすごく凝った装飾が随所に!すごい!(2枚目の鶴の絵は本当に目立たないところにさりげなく描かれていて、写真を後で見てその精緻さにびっくりしました)

実はこの建物の家主さんと母親が幼馴染で、ぼくが子どもの頃は海水浴で疲れるとこの家で休ませてもらったりしてました。まさか、こんな文化財級の建築物だとは知らず、びっくり。

■路地歩きのあとは、夕暮れの浜で。

夕暮れ時の、子浦の港。
漁船が出入りして、防波堤には釣り人が陣取り、思い思いに竿をふるっています。

子浦の港は周囲をぐるっと囲まれた内湾で、波も風もすごく静か。かつては行き来する船舶の「風待ち港」として賑わっていたそうです。(今回の「風待ち縁の日」というイベント名も、そこからきています)

防波堤からの日没。

■夕食、海の幸、最ッ高!

(「最高」ではなくて「最ッ高!」。)

この日の宿は、同じ子浦の集落内の民宿「いすゞはま荘」。

当然、高級ホテルではないけれど、昔ながらの民宿らしい和室は広くて綺麗で、なによりもオーナーご夫婦のあったかいおもてなしが素敵な宿でした。釣りのお客さんが多いらしくて、今度はここに泊まってゆっくり釣りでもしたいなぁ。

そして、この日の夕食が超豪華!!!
まぁまぁ魚を食べる頻度は多いほうだけど、量も味も、これまで食べた中でほとんど自己ベストでした!

まずはお造り。この日の地魚はイサキにイナダ、そしてなんとヤガラ!ちなみに、これで1人前です。

そして、この日は母親の知り合いの漁師から良型のキンメダイを1匹差し入れていただいたため、ここから怒涛のキンメダイ祭りに!!!

半身は、キンメダイのお造り。皮目を炙ったのと、炙ってないのと。手が込んでます。

残りの半分と、頭の部分は煮つけに。頭のアラ肉だけでお腹いっぱいになってしまい、けっきょく残りは翌日の朝食にいただきました……。

■また行きたいなぁ……。

翌日、少し高台から俯瞰した子浦の海。
ぐるっと山に囲まれて、まるで湖みたいな「風待ち港」。釣りをするにも、素潜りやカヤック、SUPなんかするにも最高の海で、あったかくなったらまた遊びに来たいなぁ。
(前回も今回も、釣りも素潜りも磯遊びせず子浦の海の魚たちと出会えてないのが、とても心残りなのです。写真のとおり静かな内湾なので、貸しボートでちょっと漕ぎ出すだけで釣りをしたり、小磯に渡ったり、いろいろ遊べます)

下田駅からさらに車で小一時間、東京からずっと車で行こうと思ったら4時間というアクセスだけがネックなのですが……。いっそ、ここに住めばいいのか?!

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