【水族館撮影】ニコンD500でよく使ってるレンズの話。

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先日書いたこちらのブログ記事に、1通のコメントをいただきました。

今年春にオープンしたばかりの「スマートアクアリウム静岡」に行ってきました!魚たち1種類1種類をしっかり魅せてくれる水族館、よき!

「水族館好き」さんより:

はじめまして!私も水族館撮影が趣味です。
D750を使っています。参考までに、

水族館撮影でD500に使っているレンズを、
もしよろしければ教えてください!

ブログにコメントをいただくと、たいへん励みになります。ありがとうございます!!

というわけで今回は、自分が水族館撮影で最近よく使っているレンズについて紹介してみようと思います。(機材にそれほどこだわっている方ではないので、そんな自分が「機材論」なんて綴っていいのかとおそれ多い気持ちなのですが……!)

※質問者の方はフルサイズ機のD750ご使用とのことで、APS-C専用レンズばっかり使ってる自分の機材レビューは参考にならないかもしれないのですが、、すみません!

■まずはボディのご紹介。

レンズの話の前に、少しだけカメラボディの方のお話。

自分の現在の愛機は、ニコンの一眼レフカメラ、D500。

ニコンのAPS-Cサイズフォーマットデジタル一眼レフカメラ「D500」の製品ページ。世界はここまで、凝縮できる。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

いまから6年も前(2016年4月)にリリースされながら長らく現役機種であり続け、今年ついにディスコン(販売終了)となった、ニコンDX(APS-C)機のフラッグシップ。

グイグイ食いつくAF性能、10コマ/秒の高速連写、なによりも爽快感すら感じるキレのいいシャッター・フィーリング……と、D500への思い入れを語り始めたらきりがないのですが、今回はレンズの話ですのでそのあたりは割愛します。

レンズとの組み合わせということで言うと

・ニコンFマウント、60余年の歴史
(レンズの選択肢がめちゃくちゃ多い)
・DX(APS-C)機ゆえ画角はフルサイズ換算が必要
(例:40mmのレンズ ⇒ 60mm相当)
・フラッグシップ機に高性能レンズを合わせるもよし
DX専用のお買い得レンズを合わせるもよし

といったところが、ボディ側からみた特徴でしょうか。

まぁとにかく、でっかい高性能レンズからコンパクトな撒き餌レンズまで、どんなレンズと組み合わせても不思議としっくり来てしまう。そんな「器のデカさ」が魅力の、我らがD500なのであります。(D500への愛をこじらせててごめんなさい)

さて、本題のレンズの話。
水族館撮影では(というかほぼほぼ9割がた、水族館でしか写真を撮ってないのですが)自分はだいたい2本~多くて5本くらいのレンズを持ち歩いています。

■みんな大好き単焦点レンズ!

水族館撮影勢がみんな大好きなのが「明るい(F値の小さい)単焦点レンズ」

「館内が暗い」「被写体が動く」という水族館撮影の難点を考えると、これは本当にもはやマストアイテムです。

水族館撮影に限らず、「標準画角(50mm前後)の明るい単焦点レンズ」というのはド定番の売れ筋レンズ。ニコン純正/サードパーティ製を合わせると相当なバリエーションがありますが、そんな中で自分が現在愛用しているのはこの1本。

SIGMAのレンズ40mm F1.4 DG HSM | Artの基本情報ページです。

40mmの画角は、DX機のD500につけると60mm相当、やや望遠寄りの標準画角。

個人的には初めて手にしたシグマのArtシリーズ。f/1.4という明るさに惹かれました。
使ってみての感想は、まぁとにかくキレッキレです。

構図が少し上にズレちゃってる言い訳ですが、実はこれ、(撮る側が)振り向きざまに咄嗟に撮った一枚。一瞬の正面顔にしっかり食いつくフォーカス性能にびっくりしました。

2018年発売のレンズですが、自分が手にしたのは実はつい最近。(さらに裏話をすると、最近某中古カメラショップに未使用アウトレット品として大量入荷しました)
もっと早く手にしていたかったな、と思う1本です。

ちなみにこのシグマ40mm f/1.4を手にする前は、このあたりを愛用しておりました。

ニコンのAPS-CサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

ニコンのAPS-C機に合わせる定番レンズとして、2009年のリリースから今でも現役機種という超ロングセラーレンズ。こういう機材をスッと出してたのが、往年のニコンなんだよなあ。

ニコンのAPS-CサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

上とほぼ同サイズ・同価格帯ながら、こちらはマクロ対応機。個人的には、水族館で使うならこっちかなと思います。こちらも2011年リリースのロングセラー製品。

どちらも新品でも2万円前後の価格帯。いわゆる撒き餌レンズ。
このあたりの「DX(APS-C)機専用のコスパ抜群レンズ」が使えるのも、ニコンD500の良さなんですよね。

最初に挙げたシグマ40mm f/1.4も実売10万円強(上記アウトレット品は10万円を切る価格)。昨今のフルサイズミラーレス機&レンズの価格帯と比べると、コスパいいな、って感じちゃいます。

■館内撮る用:超広角レンズ

こういう水族館紹介ブログをほそぼそ書いていると、どうしても欲しくなるのが、館内の雰囲気を伝えるための「引き」の写真。

こんなやつですね。

自分はこの用途を満たすために、ながらく「大三元(f/2.8)の標準ズームレンズ」を使ってました。例えばこのへん。DX(APS-C)専用レンズだと嘘みたいな値段で買えちゃってほんとびっくりします。サイズもコンパクトですし。

SIGMAのレンズ17-50mm F2.8 EX DC OS HSMの基本情報ページです。

ただ、APS-C機の宿命である「広角に弱い」という弱点があり。
上記「17-50mm」のレンズはフルサイズ換算で約1.5倍の25.5-75mm相当となり、「超広角!」とまでは行かないのですよね。

世は超広角・館内撮影時代(誰が言ったんだ)。
いろんな方のすばらしい館内写真をSNSで拝見し、「自分も超広角レンズが欲しい!」となり、試行錯誤の末にたどり着いたのがこのレンズ。

Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX の商品解説ページです。特長や仕様、作例写真などをご覧になられます。

14-20mmの画角はフルサイズ換算で21-30mm。
そして特筆すべきは、ズームレンズでf/2.0という訳分からん開放F値。

トキナーからは他にも「11-20mm f/2.8」とか「11-16mm f/2.8」とかのAPS-C用レンズが何本も出ていて、なんでこんなに超広角レンズが充実してんだろ、変態かよ、と思いつつ。

ワイド端14mm(フルサイズ換算21mm)と画角を多少犠牲にしつつも、f/2.0という明るさに心奪われ、このレンズを選びました。水族館撮影、明るいF値は正義!!

けっこう暗い館内なのですが、1~2段絞っても水槽や床反射の光をしっかり拾ってくれます。館内撮影ではほんと頼りになるレンズです。

ところでこれまた、2016年の発売ながら、自分が購入したのは今年の年明けくらい。

ぶっちゃけて言うと、ニコン・キヤノンが相次いで一眼レフ機の製造終了⇒ミラーレス機への転換を打ち出したのを受けて「今のうちに欲しいレンズは買っておかなきゃ!」という心理になった、というところはあります。(そして案の定、このレンズもヨドバシドットコムでは既に販売終了しています。他サイトを探せばまだ新品在庫はあるので、手に入れるなら今のうちです ※2022年7月時点)

自分が購入した時点で実売価格7万円前後。繰り返しになりますが、フルサイズミラーレス機の機材コストと比べると格段にコスパに優れています。「レフ機(特にAPS-C機)をもうしばらく使い続けるよ」という方、レンズ買い揃えておくなら今のうちですよ!

ちなみにこのレンズにたどり着くまではけっこう回り道をしてまして。

ニコンのAPS-CサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

3万円前後で買えるお買い得な超広角レンズ。ただやっぱりF値が物足りなかった。
※現在は生産終了。

SIGMA の生産終了したレンズ 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM のページです。

魚眼レンズ、ときどき使いたくなりますよね。今でも持ち歩いてます。
※こちらも現在は生産終了。

■生き物撮るならやっぱりマクロ!

マクロ撮影。
生き物好きなら撮りたくなる、こういうやつ。

この写真は「標準単焦点レンズ」の章でも紹介した、ニコン40mm f/2.8 Micro で撮影。

ニコンのAPS-CサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

このレンズも本当にもう「2万ちょいでコレ使えるの?!」という驚きに満ちた、古き良き「みんな、デジイチ使おうよ!入門機ならしっかり用意したから!」というニコンさんの気概に満ちた1本なのですが。

最近自分が使ってるマクロレンズはこちらです。

タムロンのレンズ「SP AF 60mm F/2 Di II LD MACRO 1:1 (G005)」の製品ページです。タムロン「SP AF60mm F/2 Di II LD MACRO 1:1 (Model G005)」世界初、開放F値2を実現した大口径・等倍マクロレンズ。圧倒的な明るさと高画質を追求した新世代“ポ...

これまた、等倍マクロにしてf/2.0という明るさに惹かれてしまいました。F値は正義!!
そして60mmという画角はフルサイズ換算90mm、ちょうどいいレンジの中望遠レンズです。

タムロンといえば90mmマクロレンズ、いわゆる「タムキュー」が銘玉として昔から有名ですが、その系譜のままにAPS-C対応して、ついでにF値も稼いじゃいました、という感じ。

2009年発売・内蔵モーターなしということで、最近のレンズと比べるとちょっとAFがモタモタする感じはあります。
同じタムロンの90mmマクロが2016年にモデルチェンジしたときにAF性能が格段に良くなっていたので、この60mmマクロも後継機種投入をちょっと期待していたのですが。
「APS-Cのレフ機なんてオワコン」という時代の流れに、抗えなかったか。。。

実はその銘玉、タムロン90mmマクロ(タムキュー)も使ってます。

タムロン写真用レンズのラインアップページです。マウント、センサーサイズ、撮影ジャンルでレンズを絞り込むことができます。タムロンはミラーレスカメラ、一眼レフカメラ用の各種レンズ、アクセサリー、ソフトウェアを開発・製造しています。

こちらはフルサイズ換算135mmとなって、APS-C機につけるとちょっと「中望遠」のレンジから外れてしまうのですよねえ。
いずれフルサイズ機を買ったときに使いたくて保有してますし、今でもときどき使います。(レフ機のフルサイズ機を買うことはもうないだろなぁ。。と思いつつ)

※調べたところこの「タムキュー」も、レフ機(ニコンFマウント、キヤノンEFマウント)用は既にヨドバシドットコムでは販売終了に。買っておくなら今のうちかもしれません。

ニコンは純正のマクロ(マイクロ)レンズも定評があるんですけど、自分は最初に手に取ったマクロレンズが旧モデルの「タムキュー」だったので、「マクロ=タムロン」とちょっと刷り込まれちゃっているところはあります。

マクロレンズですと最近ではLAOWA製のウルトラマクロレンズなんかも(一部で)話題ですが、まぁそれは一部の 変態 先鋭的な方々にお任せするとしてですね……。
(いずれ使ってみたさはあります、こんなのとか)

■まとめ。

というわけで、だいたい以上が、自分が水族館でよく使うレンズたちです。

※望遠を忘れてるやんけ、、と言われそうですが、実は自分、望遠レンズをほとんど使わないのです(理由:使用頻度が低い/それなのにデカくてかさばる=水族館での機動性を重視したいから要らないやってなる)。
どうしてものときは上記タムロンの90mmをつけてフルサイズ換算135mmの望遠レンズとして使うか、18~200mmの高倍率ズーム(いわゆる便利ズーム)とかでなんとかするか。画質的には厳しいけど。

望遠域に関してはおとなしく70-200mm f/2.8(いわゆるナナニッパ)とか使うべきなんだろうなと思いつつ、、、それはもうミラーレス機に移行するときまで待っておこうかなあ、の構えです。(値段も値段なので。。)

こうして改めて列挙してみると、DX(APS-C)用レンズが多いなぁ。
(フルサイズ対応レンズはシグマ40mmとタムロン90mmマクロだけでした、、)

そして、まぁまぁニッチなレンズに手を出している、という自覚はあります。
サードパーティ製レンズも多めです。

ニコンFマウントのAPS-C機って、レンズのラインナップが本当に豊富かつ1本1本がそれほど高くないので、こうして面白そうなレンズにちょいちょい手を出せるんですよねえ。(その代わり、自分にとっては合わなかったレンズも多々掴んだけど、、)

撮影効率の面でいえばフルサイズのミラーレス機にとっとと乗り換えるべきなのでしょうが、そういう回り道が自分は楽しくて、まだまだニコンD500を大事にしたくなっちゃうんですよねえ。

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