2018.01.27_仙台うみの杜水族館『おひとりさまナイト』に行ってきた!

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■『おひとりさまナイト』とは。

1/26~27にかけて、仙台うみの杜水族館で開催された夜間イベント『おひとりさまナイト水族館』に行ってまいりました。
http://www.uminomori.jp/umino/ohitorisama/index.html

閉館後の水族館を3時間半も楽しめるこのイベント、ターゲットはずばり『おひとりさま』。

周りの目を気にせず、ストイックに水族館を楽しむ!というコンセプト。
これはもう、行くしかないです!

■なんだかんだ、通常開館から行っちゃう。

実は久しぶりだったんです、仙台うみの杜。自宅から車で20分くらいで行けるのに。去年は、遠征ばっかりしてたからなぁ。

というわけで、『おひとりさまナイト』の前にまずは普段の館内をひとまわり、満喫。

夕方、16時過ぎに入館したので、多少館内も空き始めていたもののそれでも、やっぱり多いのは『おひとりさま』ではない、ファミリー客やカップルの皆さん。
大水槽前も、プロジェクションマッピングが流れていて賑やかでした。

■そして17時半、通常営業が終了。

閉館時間を知らせる館内放送が流れて、『おひとりさまナイト』に参加する人も含めて全員が一度、館内を後にします。

『おひとりさま』は入場ゲートの外で待機。妙な一体感(笑)。

■18時、再入館。『おひとりさまナイト』スタート!

寒さに震えつつ待つこと30分。18時からいよいよ、イベントスタート。
再オープンと同時に入場したのは30人ほどでしょうか。男女比はほとんど半々というところ。(イベント途中から来場する人も多くて、全体としてはやや女性が多い感じでした)

面白かったのが、入場してから順路どおりに進まない人が多いこと。そう、入ってすぐの階段で2階に上がると、ペンギンコーナーや『世界のうみ』のエリアへの近道なんですよね。

皆さん、分かってるなぁ(笑)。

自分も2階の『世界のうみ』のアメリカ・エリアにいる「フレイム・フィッシュ」(Apogon maculatus)という魚が目当てだったので、順路を無視して階段を急ぎました。

(フレイム・フィッシュ撮影の顛末は、別記事:https://ra-aquarium.com/uminomori-post-001/ をご覧ください)

■館内は、寛げる仕掛けがいっぱい!

館内を歩いていると、昼間には無かったモノがあちこちに。
座ってゆっくり水槽を眺められるソファや椅子、キャンドルライト(本物の火ではなくLEDです)、さらに、場所によってはアロマのいい香り。

『いのちきらめく うみ』の大水槽前は、特に人気でした。
むしろここで、朝まで寝たい(笑)

(先ほどの、昼間の写真と見比べてみてください
昼は賑やかな大水槽前が、シーンと静まりかえって、ほんと不思議な感覚。)

どちらかというと、女性は椅子に座ってゆっくり寛ぐ方が、男性はカメラ持って撮影に熱中する方が多かったような印象でした。

■イヤフォン持参を激しく推奨!!

「フレイム・フィッシュ」を無事に撮影し(30分待ち続けました)、館内をとりあえずグルッと一周したあとで、個人的に楽しみにしていた、もう1つの楽しみ方を試すことに。

まずはスマホを取り出して…イヤフォンを差し込み…(音漏れ注意!)、YouTubeにアクセス!

そう、「うみの杜水族館」の藤森館長による、展示解説を聴くことができるのです!(だいたい12分くらいに纏められた動画なので、流しっぱなしだとかなり駆け足になります 笑)

■「じっくり観察派」には、特におすすめ!

・ひとりでマイペースに
・順路も無視し
・気になる/気に入った水槽の前で
・じっくり生き物を観察する

えーと、コレ、普段どおりの自分です。平常運行。

ただ、特に週末や休日の混雑した水族館では、他のお客様が来たら水槽を譲ったり、騒ぐお子様に苦笑いしたり、館によってはそもそも「立ち止まらないでください」なんて注意されるところも。

正直、混雑している水族館って苦手なんです。
空いていて、静かな水族館が大好きなんです。
経営的には、混雑するのはいいことだ、と分かりつつも。

それで、普段は閉館間際のだんだん客足が減っていく時間帯を狙って、忙しなく撮影タイムに充てたりしているんですけど、今回はそれが、18時~21時半までずっと続いてる感じ。

これを「天国」と言わずしてなんと言う。

■『おひとりさまナイト』
ぜひ、次回も開催してください!

Twitterでも呟いたんだけど、正直言って運営的には「儲かるイベント」じゃないんだろうなー、と思うんです。(勝手な憶測です。無粋でごめんなさい)

だって、
・団体客は来ないし。
・年パス利用者が多そうだし。
・売店もレストランもやってないから、副収入も少ないし。
・ソファとかキャンドルとか、小道具代もかかるし。
・スタッフの皆さんの残業代もかかるし。
(ほんと、よくこの企画を決行したなぁと、感謝しかありません)

それでも、いち水族館ファンとしてワガママを言わせてもらうと、、、
ぜひ、またやって欲しい!!
(それも、できれば今回くらいの人数で。『おひとりさま』限定で。)

それくらい、特別な空間、最高に贅沢でした!
スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!

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