2018.01.27_仙台うみの杜水族館『おひとりさまナイト』~夜の水族館で撮りたいもの

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■『おひとりさまナイト』に行ってきた!

1/26~27にかけて、仙台うみの杜水族館で夜間イベント『おひとりさまナイト水族館』が開催されておりました!
http://www.uminomori.jp/umino/ohitorisama/index.html

ぼくは1/27(土)に参加。このイベント自体もとても素晴らしくて、ここではちょっと書ききれないので、また次の機会に。
とりあえず写真整理がひと段落したので、今回は『夜の水族館で撮りたい一枚』について考えてみたいと思います!

■夜の水族館で撮りたいモノ。

こういうイベントのときにだけ公開されて、普段は見ることができない、夜の水族館。普段とはちょっと違った雰囲気の館内に、日中とは違った顔を見せる生きものたち。

ぼく自身は今回、2つのことを念頭に置きながら写真を撮り歩いていました。

① 『夜だからこそ』の1枚を撮影したい!
② 普段はじっくり見られない生きものを観察したい!

ちょっとそんな視点で、今回の感想を語ってみたいと思います。

①『夜だからこそ』の1枚!

…といっても、今回の『おひとりさまナイト』は消灯後のイベントではないので、魚たちの寝る姿を観察できたり、夜行性の魚がウヨウヨ出てきたり、ということはありませんでした。残念。
(※実際には『いのちきらめく うみ』の大水槽は天然光を採光しているので日没後には、昼間とはちょっと違った雰囲気や、魚たちの行動を観察できます)

あ、なんだかやたらと眠そうなペンギンはいましたけど。

■夜の水族館は、余計な光が入らない!

館内の水槽の魚たちは、どうやらほとんど日中と同じ顔をして泳いでいるようだったので、屋外の展示水槽を見に行ってみることにしました。

ここ、うみの杜水族館には屋外に配置された、日本の淡水魚の水槽があります。

(※最近撮った写真がなかったので、開館当時の写真…スミマセン。
2015年6月27日撮影。)

綺麗な体型のアユが泳いでいたりして、この水槽けっこう好きなんですけど、ただ残念なのが、日中はとにかくガラス面への反射が激しいコト。

(こちら、イベント当日の夕方に撮った1枚。
いや、撮影技術の未熟さもあるんですけどネ…)

ところが、夜になって再び水槽を覗いてみると……!

(偶然にも、たぶん昼間と同じ個体のイワナですね)

基本的に、水槽内と比べて外側が明るすぎたり光源があったりすると水槽のガラス面に反射してしまうことが多いのだけど、夜になって陸上側が暗くなったことで、ずいぶん撮影しやすい水槽になってました!

そうして夜に撮ったウグイ。改めて見ると、とても綺麗な魚だ。

②生きものをじっくり観察したい!

ぼくが感じた『おひとりさまナイト』の最大の魅力。

とにかく、マイペースでいいんです。
順番待ちの列に急かされることも、大声で話す団体さんに集中を妨げられることもない。

なので、実はイベント開始から30分間、ぼくはずっとある水槽に夢中でした。
(※本当は、1つの水槽を長時間占拠するのはNGですよ!とイベントガイドにも書いてあります。ただ、他にお客さんが来なかったので…と言い訳。)

その水槽がコチラ。

『世界の海』ゾーンのアメリカ大陸のコーナーにある、カリブ海の魚たちを展示した水槽。
ちょうど、1枚目の写真のソファに座った視線の先に大人気のイロワケイルカがいるので、あまり目立っていない、ちょっと不遇な水槽です。

この水槽にいる「フレーム・カーディナル」という魚を、今回どうしても撮影したかったのです。

とにかく臆病なこの魚。
同居している「ロック・ビューティ」という魚が割と気が強いこともあって、普段はずっと岩陰に隠れています。

こういうときは、とにかく待つ!
水槽にベッタリ張り付いてると、人影や物音に怯えてますます出てこなくなるので、カメラに望遠レンズを装着し、1.5mほど離れた位置からじっと待ちます。(この「静かに待つ」という行為が、館内が混んでいるときは難しいのです。。。)

入館してこの水槽前に一直線に向かい、待つこと20分……。ついに姿を現しました!!
が、つうこんのミス!!!

見事にピンボケです…。

さらに数分後…。
再び、姿を現してくれました!
今度こそ逃がさないっ!

今度こそ、撮影成功!やったぁぁぁ!
声にこそ出しませんでしたけど、心の中でガッツポーズでした。
(こ、これでやっと、他の水槽も見に行けるぜ…ふぅ)

けっきょく、このときはなんと2、3分もの間、水槽前面に姿を見せ続けてくれました。

最後は、ロックビューティ(左上の黄色い魚)の影におびえたのか、また岩陰に戻っていってしまったのですが(笑)。

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