【水族館探訪記】2019.08.14_市立室蘭水族館~目ヂカラ強めなロックフィッシュたち!

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少し前の話ですが、北海道・室蘭市の市立室蘭水族館に行ってきましたー!

<フォト・ギャラリーはこちら!>

水族館までは、JR/室蘭駅からバスで30分くらい。より正確には、室蘭駅から5分ほど歩いた観光案内所の前からの方が本数多くバスが出ているようです。

室蘭市観光案内所。旧・室蘭駅の駅舎なのだとか。
館内では室蘭市をテーマにした写真展が開催されていました。

室蘭駅前にあった観光マップ。ドルフィン・ウォッチングの盛んな室蘭らしく、地図のそこここにイルカが描かれているのが印象的でした。
水族館は、市街地から少し離れた岬の先の方に立地しています。ちなみに特急列車が止まるのは「東室蘭」駅。水族館に最寄りの「室蘭駅」とはちょっと離れているので要注意!

■到着!なんとものどかな館内の風景。

バスにガタゴト揺られながら(室蘭、坂の多い街なのでけっこう揺れます 笑)、水族館へ到着!大きな道の駅の向かいに立っています。近くには白鳥大橋という景色の良さそうな橋もかかっていて、ドライブで来るにも良さそうな立地。

入場ゲート。
右側の受付でチケットを買い入場です。うーん、なんともレトロな雰囲気!

敷地の広さと比べると、水族館本体(本館?)は割とこじんまりした感じ。室蘭水族館の人気者・アブラボウズを模したと思われるマスコットがそこかしこに。

訳あって、やや上空から水族館の全景を眺めてみました。メリーゴーラウンドやゴーカートなどなど、遊具の方が水族館より面積広いよなー(笑)。本州の大都市圏では最近減った感がありますが、北海道には、こんな感じで遊園地と一体化したような水族館がまだまだ多いような気がします。

■いざ、水族館の館内へ!

さて、いよいよ館内へ!入り口すぐにトイレという斬新な?配置。(実際には、ここ以外にもう一カ所入り口があります。そっちが正面なのかな??)

それにしても、外から見ると館内がすごく暗い。屋外は夏まっ盛りの日射しで、それと比べると館内は真っ暗といってもいいくらいの落差です。

館内に入って最初の印象(を再現するために露出を暗めにしてみた一枚)。
ほんと、外から入ると目が慣れるまでしばらくは真っ暗闇にしか見えません(笑)

目が慣れてくるとこんな感じ。奥行きのある室内にずらっと汽車窓型水槽の並ぶ、とてもシンプルな設計です。一見すると何の工夫もそっけもない水槽群に見えますが、水槽をじっくり覗くと実に個性的な魚たちが!!(後ほど紹介します)

2階はこんな感じ。
淡水性の熱帯魚が何種類か展示されていました。

昔は捕鯨が盛んだった室蘭市。現在、水族館がある敷地も過去に捕鯨会社があった跡地なんだそうです。今では目の前の噴火湾に回遊してくるカマイルカたちが観光資源になっていて、ドルフィン・ウォッチングが盛んな室蘭。今も昔も鯨類との関係が深い土地柄なのですね。
水族館ではイルカは飼われていませんが、館内2階には鯨類の展示・解説コーナーがありました。漂着個体と思われるイチョウハクジラの骨格標本も。

(そういえば屋外には、捕鯨で使用した砲台と銛が展示されていました)

■底モノメイン?!個性派な魚たちがズラリ!

魚類展示のメインは、本館1階の汽車窓水槽群。
北海道の水族館らしく寒流系の魚種を中心に、比較的近海ものの魚が多く展示されています。

いわゆる「ロックフィッシュ(根魚)」と呼ばれるような魚種が多くて綺麗な熱帯魚とかは少ないけど、これがなかなか表情豊かな魚たちなんだな~~。

一列に並んで何かを待っているようなユメカサゴたち。

こちらは縦に一列に並んでこっちを見ているシマソイたち。

白黒の模様がかわいい、オオクチイシナギ。まだまだ大きくなるサイズ。

オオモンハタ。目のエメラルド・グリーンがめっちゃ綺麗。模様も綺麗だし、カッコいいハタのなかまです。

こちらは立派なサイズのクエ。ちょっと目が白濁しているけど、それも含め重鎮感のある、迫力のたたずまいです。

ハタの仲間とかカサゴ・メバルの仲間とか、目力のある魚が多かったです、室蘭水族館。

大西洋産のウツボの仲間、グリーンモレイ!
グリーンモレイというと旧・東京タワー水族館の個体が有名でしたが(現在はしながわ水族館にいます)、こちらもなかなか立派な個体!

■ついにご対面!「室蘭の主」?!

そしてここ室蘭水族館には、まさにここの主ともいうべき魚たちが……!

それがこちら「アブラボウズ」!!

名前だけ聞くと実にのっそりした感じですが、実際、実物もゆったりのっそりと泳いでいます。成魚サイズのアブラボウズを常時展示している水族館は、全国的にも珍しいのだそうです。

アブラボウズのあくび顔を激写!!

おまけ:特設展示コーナーで展示されていた、ホテイウオのベビーたち。
北海道民的には「ごっこ」と言ったほうが馴染みがあるかもしれませんね!(特に道南では重要な食用魚なんです。冬の「ごっこ汁」は絶品!)

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