【動物園探訪記】神戸どうぶつ王国を初訪問!(2022年11月)

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2022年11月の神戸遠征、2日目(にして最終日)。

1日目はみなとやま水族館、átoa と新しめの水族館2ヶ所を廻り、2日目は趣向を変えて動物園「神戸どうぶつ王国」へ。

それにしても、神戸市の中心部(概ね半径5km以内)でこれだけ充実した園館巡りができるのがすごいです。
今回訪れた3園館以外にもスマスイや王子動物園もありますし、神戸エリアおそるべし。

【神戸遠征その①:みなとやま水族館】

2022年7月オープンの神戸市「みなとやま水族館」へ!放課後の教室で水槽の魚をじっと眺めていたあの日を思い出す、ノスタルジックなマクロ撮影天国でした!

【神戸遠征その②:átoa (アトア)】

昨年10月のプレオープン以来1年ぶりに、神戸のアトアに行ってきました。相変わらずのオシャレ水族館だったけど、細かいとこがちょこちょこ変わってたぞ!

■「こべど」初訪問、そもそも久々の動物園訪問!

ここ数年、神戸には割と定期的に(年イチペースで)行っていたのですが、神戸どうぶつ王国に行くのは今回が初めて。

というか動物園に行くの自体、ずいぶん久々な気がします。

※動物園に行き慣れてなさすぎてレンズ選択が分かんなくて、この日はほとんど望遠ズームレンズ1本で撮ってました。引きの写真がほぼなくてスミマセン。。。

午後から雨予報だったので、その前にまずは屋外エリアをひとまわり。
(こべど、なんなら屋外より屋内展示のほうが広いくらいなのも、行って初めて知った)

カンガルーとの距離が近い!!

おっさんくさい寝姿。

と思ったら、育児中のお母さんガルーでした。
育児袋の中に、ちっちゃく赤ちゃんガルーの手が見えた。

こっちのお母さんガルーは、だいぶ育った子持ち。

あらぬところから足が出ててびっくりしました……。

■カワウソの聖域「オッター・サンクチュアリ」!

屋外エリアでぜひ見てみたかったのが、2022年夏に新しくオープンした「オッター・サンクチュアリ。

コツメカワウソの生態展示をテーマに、原産地の湿地帯を再現した展示エリア。

2022年7月オープン、まだ真新しいエリア看板。

広大な池に植物がふんだんに植えこまれ、現地感たっぷり。
アクアマリンふくしまの「カワウソのふち」(こちらはユーラシアカワウソ)と双璧をなす、国内最大級のカワウソ展示ではないでしょうか。

倒木の上でくつろぐカワウソ家族。

そういえば今回訪問した神戸市内の3園館、どこもコツメカワウソを展示してました。
ことカワウソ展示については、正直、このオッター・サンクチュアリが圧巻だったなあ。

■動物撮るの楽しいな、おい。

園館の規模がそれほど大きくない分、大型動物より中型動物の展示が充実している感じ。
ほかの園館ではなかなか見られない動物が見られるのも楽しかったです。

あ、動物園ひさびさすぎて、なに見ても「ネコチャンかわいい!!」ってなっちゃってるのはお許しください。。。

「こべどといえば」な感じもある、スナネコ。
2022年には繁殖も成功して、4頭の仔ネコが生まれたんだとか。

スナネコ、実は初めて見ました。かわええ・・・。

めちゃめちゃ可愛いし、なんなら顔だけ見れば「普通のネコ」なんだけど、決してペットで飼おうとしてはいけない。

当たり前のことなんだけど、そういうメッセージをストレートに伝えてるのがカッコいい。

こちらはマヌルネコ。

これまた名前だけは前々から知ってたけど、実物を見るのは初めて。
ピョンピョンと活発に跳ね回るスナネコとはぜんぜん違い、のっしりと歩いていた。繁殖を目指して現在お見合い中とのこと。うまくいってほしいな。

レッサーパンダ。
登り木がふんだんに配置され、下から見上げる目線で観察できる。

こちらも木の上でくつろぐビントロング。

木に登ったり飛び降りたりと立体的に行動する様子を観察できるのが、とても興味深かったです。

これまたSNS上ではよく写真を見るけど、実際に実物を見たのは初めてかもしれない、サーバル。凛々しい。

■何種類もの鳥が舞うバードショー

解説イベントやパフォーマンスイベントが多いのも印象的でした。

特に目玉はバードショー「Wings」。

屋外の「風のスタジアム」がイベント開場です。

ハリスホーク。
猛禽類めっちゃ好き。

メンフクロウだったかな。
フクロウの飛翔って本当に静かなんですね。(夜行性なので夜の森で獲物に気付かれないため、だっけ)

こちらはオウムの仲間、オオバタン。
地面についちゃうのではないかと心配になるほどの低空飛行ながら、無事にフライト。

イベント後には飼育員さんの手の上で愛想をふりまいてくれました。

コンゴウイントは3種類(ベニ/ルリ/アカ)の3種類がいるらしい。

コンゴウインコを両手に乗せた飼育員さんが凛々しすぎました。

バードショーは常時5,6種類の鳥のフライトを見ることができるらしく、
・勇猛な猛禽類のフライト
・静粛さに包まれたフクロウのフライト
・華やかなコンゴウインコ
・コミカルながら真剣に応援したくなるオオバタン

と、種類ごとの飛び方の違い(そしてその理由)を観察できるのが非常に楽しかったです。

■屋内展示多めで嬉しい!

最後は時間ギリギリまで屋内展示エリア「アジアの森」「熱帯の森」エリアに。

普段は水族館で屋内エリアにいることが多いので、動物園でも温室的な空間がなんだか落ち着くんですよねぇ。インドア派。

こべどは屋内エリアの方が広いくらいで、生息環境を再現した展示も多くて楽しかったです。

思わず声に出して読みたくなる注意書き。

放飼タイムが終わり、バックヤードに戻るフタユビナマケモノ。
ナマケモノってこうやって運ぶんだ(笑)

温室に潜むオーストラリアガマグチヨタカさん。

ある種のマスコット的なかわいさがありますね。

哺乳類や鳥類だけでなく、爬虫類/両生類もけっこう展示されています。

沖縄県の絶滅危惧種、ミヤコカナヘビの域外保全にも取り組んでいます。

集団でひなたぼっこ中。
エメラルドグリーンの体色が非常に美しい。

※「え、カナヘビってヘビやんなぁ、これはエサのトカゲやろ?」って解釈をする人がけっこういて少々驚いたりもした。

最後に、いちおう執念で魚も撮影したので載せときます(笑)

ペリカン池にはたくさんのティラピアが。
小さな個体もいるので、池内で勝手に繁殖しているのでしょう。ペリカンたちのいいおやつにもなっていそう。

こちらは、ブラジルカイマン(ワニ)の水槽にいたグッピー。ワイルドフォームですね。

■那須どうぶつ王国にも行きたくなってきた!

生き物たちのありのままの姿を観察できて、予想以上に楽しかった神戸どうぶつ王国。

神戸空港からすぐというアクセスの良さも魅力なので、神戸遠征の際にはまた必ず訪問したいと思います。

そして、よく考えたらもっと近くに同じ系列の「那須どうぶつ王国」があるんだよなあ。
「なすど」ならクルマでも行ける距離だし、そのうちそっちも行きたいなぁ。

※アクアマリンふくしまでときどき遠征バードショーをやっていたり、仙台うみの杜水族館のバードショーも「なすど」仕込みだったり、馴染みの水族館との縁も深いのですよね。

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