『地元水族館』ノススメ~今こそホーム園館に行くべきだと思うんだ~

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1つ前のブログ記事で、「コロナ休館明け、久々にうみの杜水族館に行った話」を書きました。

緊急事態宣言明けの宮城県。営業再開した「うみの杜水族館」へ行き、水族館に行ける喜びを満喫しました!「おらが町」に水族館があるって嬉しい!

久しぶりに足を運んだ水族館は、つくづく、楽しかった。
自分にとってはやっぱり必要な場所であり、「不要不急」ということばが流行語のようになってしまっているけれど、「不急」ではあっても「不要」などでは全くないと改めて感じた。

6月に入り、首都圏や近畿圏の水族館からも次々に営業再開のニュースが聞かれるようになっている。一方で「コロナ第二波」とか「東京アラート発動」とかいうニュースもあり、冬になればまた感染が拡大するのではという予測もあったりする。

まだまったく油断できる状況ではないけれど、まずはこの2,3か月にわたる「コロナ休業」の状況をどこの園館も脱落(閉館や倒産)することなく乗り越えつつあることが、水族館ファンとしては本当に嬉しい。

■とはいえ「水族館遠征」できる日はまだ遠く。。

ほんと、まずは「水族館に行きたくても行けない」状況から一歩脱け出せたことが嬉しいのです。(これは水族館に限らず、ほかのいろいろな趣味に関してもそうなんだろうな。一方でぼくの大好きなロックフェスやライブハウスといった現場には、まだ当分は戻れそうにないですが。)

今週くらいから、SNSのタイムラインを眺めていても「~~水族館に久々に行ってきた!」という投稿を目にするようになって、友人知人もちらほら、あちこちの水族館に足を運んでいて、なんだか明るい気持ちになれます。

とはいえ遠方の水族館の訪問レポートなんかが流れてきても、「うわぁ、この展示すごい!ちょっと遠征して見に行こう!!」となれないのも事実。

ぼくの個人的なことでいえば、今のところ「東北エリアを超えて旅行/帰省した場合にはそれから2週間は自宅待機」というような職場方針があり、さすがに仕事(本業)に支障を出してまで遠方の水族館に遊びに行けないなぁ、というのが実情です。

このあたりは住んでいる地域や職業、職種、家族構成などなどさまざまな個人の事情にも左右されますし、今まで以上に「自己判断と自己責任」が求められる状況なのかなぁ、と思ったりします。
「誰々は自由に水族館遠征できていいなぁ」などと誰かを妬むことはないように、休日の趣味の時間くらいはなるべく楽しいことを追い求めていくように、と自分に言い聞かせながら過ごしています。(まぁ、羨ましいと思う気持ちは生まれちゃうけども!)

ほんと、妬みとか憎しみとか争いから得るものって何もないもんなぁ。
こういうときだからこそ、ポジティブでありたい。

※遠征先で、その地その地の味覚(主に海の幸)を堪能したり、気の合う仲間と遠征旅行を企画して一杯やりながら水族館の感想を語り合ったりみたいなの、本当に楽しいんですけどね!
そういう楽しみ方は、しばらく我慢かなぁ。

■だからこそ!「ホームタウンの水族館」を大事にしたい!

全国の水族館を全制覇しようとまでは思っていないものの、まだまだ全国の水族館を回り切れてないんです。全国各地に、行きたい水族館がたくさんあるのです。
・2018年は東京転勤(そして思い出深い東京タワー水族館の閉館)
・2019年は再び仙台に戻ったので東北エリアの水族館を優先的に訪問
だったので、今年こそ今まで行けていない水族館をあちこち回ってやろうと思っていたんです。

あー、北陸も四国も九州も行きたかったなぁぁぁ~~~。。

どこにも行けないGWなので、おうちで今までに行った水族館を数えてみました。結果、見えてきた今後の課題(笑)。ポストコロナは、あちこち遠征しまくるぞー!

とはいえ愚痴ってばかりいても始まらず、そしてこの状況をできるだけポジティブに楽しみたいじゃないですか。

だから今こそ、地元の水族館を楽しもう。
そう思うのです。

4月の終わり、「日本のすべての水族館が閉館した日」という衝撃的なあの日から1か月半。
今では国内の多くの水族館が営業再開しているけれど、移動制限や入場制限もあってコロナ前の集客には戻っていないはず。
だから今こそ、地元の水族館を応援したい、という気持ちがまずひとつ。

そしてもうひとつ、昔からのぼく自身の思想として「水族館は、気に入った園館に何度も何度も通い詰めたほうが面白い」という持論もあります。
(これはそのうち別記事で詳しく書きたいな、と思ってます)

あちこち遠征ができないこの状況だからこそ、そういう楽しみ方にちょっと軸足を置いてみようかな、と思ったりしています。

宮城県在住の自分の場合は、「仙台うみの杜水族館」と「アクアテラス錦ケ丘」の2か所がホームってことになるのかな。

※エリアによっては「地元に水族館なんてない!」というところもあると思いますが……ごめんなさい。(特に「水族館なし県」と言われがちな奈良県と佐賀県……ごめんなさい!)

■ホームの水族館に通う楽しみ。

……いちばん身近でお世話になっている水族館なので、こんなことを言うととても怒られてしまいそうですが……。

正直に言ってしまうと、仙台うみの杜水族館って、個人的には「すごくタイプな水族館」ではないです。(ほんとうにほんとうにごめんなさい!)

※基本的にどこの水族館に行っても9割がた「楽しかった!」と書くタイプの水族館ブロガーですので心苦しく……。逆に身近だからこそ言える感想だととらえていただければ!

個人的な好みでいえば
・伝えたいテーマやメッセージがはっきりしていて
・博物館テイストが強めで
・エッジの効いた展示がところどころにある

そういう水族館が好きです。
同じ東北エリアだと、やっぱりアクアマリンふくしまをついつい推しまくってしまったり。

アクアマリンふくしまが好きすぎて上手く纏められないので小分けにして紹介してみようシリーズ。その2、「博物館要素」。そもそも水族館って博物館なの??

逆にいえば「最寄りの水族館だけではちょっと足りないなにか」を求めて全国各地の水族館に行ってみたい、みたいな側面もあったりします。(そしていつかお気に入りの水族館のそばに永住し、願わくばその水族館で解説ボランティアをやりたいというささやかな夢が……)

そうは言っても、やっぱり「地元の水族館」には愛着があります。
去年は1年ぶりに仙台に戻ってきたこともあって、毎月1回は必ずうみの杜水族館に行くようにしていました。

そうすると、行くたびにちょっとした展示の変化だとか水槽の中の季節感に気付くようになり、以前はそれこそほとんど興味のなかったペンギンや海獣の個体差に少しだけ気付くようになったり……。(という話もちょっと今度詳しく書くとしよう)

(人気No.1の「なつ(通称:なちゅ)」。うみの杜常連組のペンギンファンの方に教えていただいた。ペンギンの個体識別に興味を持ったのは初めてでした)

自宅からクルマで20分程度のところに水族館があって、その気になれば短時間でも遊びに行ける。それってやっぱりありがたいことだと思いますし、ちょっと堅いことを言うならば、遠方からの来館者や団体客がなかなか見込めない状況だからこそ「われわれ地元組・常連組が盛り上げよう!」みたいなことは思います。(あぁ、来週こそはうみの杜に行こう……)

まだまだ「遠征自粛」が続きそうな状況なので、これからしばらくはいわば「原点回帰」という感じで仙台うみの杜水族館(とアクアテラス錦ケ丘)にちょくちょく通うつもり。

そして、行くたびに気付いたアレやコレやをSNSやらこのブログやらで発信していければいいなぁ……と思うのでした。(他県の友人に「仙台においでよ!」「水族館、からの塩釜魚市場、からの地酒サイコー!!」と声を大にして誘えないのがツラいところですが。。。)

そして、願わくば日本各地にいらっしゃる水族館仲間の皆さんのそういう「地元館」情報発信でSNSのタイムラインがいっぱいになれば嬉しいなぁ……。
いつか晴れて「どこでも遠征OK!」となったときのために、全国各地の「おらが町の水族館自慢」を参考にさせていただきたいなと、勝手ながら思ったりしています。

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