■引き続き鋭意、水槽お引越し中です!
以前に書いたとおり、仙台 ⇒ 東京への転勤に伴い、水槽お引越し大作戦を2ヶ月にわたり展開中でございます…!
引越し作業やら転勤後のバタバタやらで、GWになってようやく余裕ができたので、ここでこれまでのあらすじを。
【水槽お引越し大作戦・第一弾】←前回記事
・飼育個体を減らすことを泣く泣く決断(涙)。
・馴染みのアクアショップに持っていくことに。
・近所に信頼できるショップがあるって本当に大事。
・「いつか魚を飼い続けられなくなる日が来る」ってこと、心の片隅ででも考えておいたほうがいい。
【水槽お引越し大作戦・第二弾】←今回
・新居じゃ飼いきれない!でもどうしても手放せない!
・アクアな友人が救世主に!
・というわけで、水槽ごと預けにいきます。
■本当に、持つべきものは友人!
前回、馴染みのショップに引き取ってもらったのは、小型ポリプテルス3種4匹と、小型プレコ4種6匹(+α)。
けれど実際には、愛着がありすぎて手放せなかった魚が何匹かいたのでした。
彼らをどうするか……。かといって東京の新居には、彼らを住まわせておくだけの水槽が、当面は置けない……。
困り果てていたところ、昔からのアクアリスト仲間であるKさんから「ウチでよければ、水槽ごと置いといていいよ!」という、ありがたすぎる嬉しすぎる申し出が!!!
このKさんとは、実は10年近く前からの知り合いで、以前は逆に不要になった水槽を私が引き取ったり、殖えすぎた魚や水草を融通しあったりと、なにかと交流させていただいていたのでした。
ちなみに遊びに行くたびに、気がつけば鉄魚が殖えてたり、立派な水草水槽がセットされていたり、はたまたガーやポリプも大好きだったりと、油断ならない(というか自分なんか足元に及ばない)飼育スキル&経験の持ち主だったりします。
■という訳で、水槽2基を一気に移設します!
■まずは、水槽撤去作業!
今回は水槽ごとの移設ということで、
・移設先でのスムーズな水槽立ち上げ(先方に迷惑かけるわけには……)
そして長丁場の作業になりそうだったので、
・作業している間の魚たちの状態 に、いくぶん気を配りました。
単純に、水を抜いてる、というだけではない。
ポリタンクに、できるだけ「種水」をキープしとく、の図。
このポリタンクに、魚たちを入れて移動させる訳です。なのでなるべく、沈殿物の少ない水槽の上澄みの水を、フィルターからシャワーされて、溶存酸素の多い水を汲もうとしてます。
続いて、魚たちを水槽からバケツに仮移動させ……。
(砂にバンジョーキャットが何匹か潜ってるので、1匹残らず探し出し)
キープしてる間、保温(ヒーター投入)と
酸素供給(エアレーション投入)も忘れずに!!
あんまり激しく泳がないイメージのあるプレコですが、意外にも、驚いたときとかに飛び出すことがあるので、バケツにはきちんと蓋を。(重しが焼酎である必要は皆無です★)
■続いて、フィルターを洗っときます
フィルターの濾過槽内には有用な濾過バクテリアがたくさんいるので、本当は丸洗いする必要もないんだけど、今回は以下の理由で丸洗いを決行。
・「外部フィルター+上部フィルター」のダブル濾過方式なので、外部フィルター内の一部の濾材さえ洗わずにキープしておけば、「バクテリアのタネ」としては十分
・単純に、汚れが溜まりすぎている(特にプレコの削った流木カス)
・移設先のKさんの飼育スキルが高いので、むしろまっさらな状態で機材一式をお渡ししたい
ベテラン同士、飼育ノウハウもお互い全く違ったりするのです。
僕はメンテ頻度を減らしたいので、とにかく濾過能力を上げるズボラ型。Kさんはたぶん、マメな水換えで水質を維持していくタイプ。
上部フィルター内の水をなるべく水槽内に落とし……(コレやらないと運んでる途中で大量に水をこぼす)
自宅の風呂場へ!
(よ、浴槽の幅がちょうどよかったもんで、ついこういう置き方に……。嫁様に見られてたら激怒されるやつ。。。)
そしてフィルター内の濾材(私は「ろかジャリ」を愛用、安いから)をバケツに取り出し……、妖怪「あずき洗い」と化して、汚水が澄んだ水になるまで、ひたすら洗います!
(うぅ、コレも嫁様にバレたら怒られるやつ。。。)
(※先にも書いたとおり、本当は濾材をココまで念入りに洗う必要はない)
■そして、水槽を運びます
せっかくなので、水槽の縁部分も綺麗に拭いておきます。ココ、けっこう汚れるんだよなぁ。
水槽内の水は!できる限り、10ccでも多く抜いておく!とにかく水は重いんです。減らせる限り減らします。
そして、クルマに詰め込み。
んんー、どこの業者の車だ、って感じ。(なんの業者だ 笑)
真ん中左の白いポリタンクに、魚たちが入ってます。移動先まで30~40分くらいなので、水温低下にさえ気をつければ、酸欠に弱いプレコでも、これで大丈夫。
■移設完了ぅぅぅ!
クルマを慎重に走らせ、Kさん宅へ到着。
実はKさん宅は自営業で、お店が閉まるギリギリのタイミングを狙って水槽搬入。本当にお手間をおかけしました。。。
僕が到着するや否や、Kさんが待ち構えていて、
・水槽台の組立
・水槽の設置、注水
・その間の魚たちの保温
・フィルター、ヒーター、照明器具の設置、配線
・魚たちの投入
と、2人でものすごい勢いで作業を進めていきました。
いやぁ、本当に早かった。
自宅でチンタラ作業してたことをちょっと恥じた。
あと(誠に身勝手なことを言いますが)同じ趣味の友人(年上ですが)とワイワイ言いながら作業を進めるのは、すごーーく楽しかった!
こうして、水槽設置完了!愛魚たちとの名残は惜しいけど、長居すると迷惑なので写真だけ撮って、退散!
【後日談】
1) エンゼルフィッシュ(ペルー・アルタム)が産卵したど~~!
という写真が、このわずか数日後に送られてきました
2) さらに数日後、この水槽に、飼育規制直前の駆け込みで
(作業時はまだ3月)、スポッテド・ガーが2匹投入されてました。
Kさんいわく「ちょうどよく水槽が増えたから!」とのこと。
ズルい!!1匹は俺のだーーー!(笑)