【水族館探訪記】くにみクラゲ公民館(福井市)を初訪問!

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9月某日。念願の北陸遠征へ。

仙台から北陸って、近いようで遠いんですよね。。。(仙台空港⇒小松空港への直行便がなくなってしまったので、尚更。。)

■今年4月オープンの「くにみクラゲ公民館」へ!

まず訪問したのは、今年4月に福井市鮎川町にオープンしたばかりの「くにみクラゲ公民館」。

金沢駅からレンタカーを走らせ(途中、小松空港で友人と合流し)、2時間弱くらいで到着!

越前海岸の海っぺたに立つ、かわいらしい建物。
その名前の通り、元々は地域の公民館です。

まだ真新しい看板と、外壁に描かれた海洋生物の壁画が目を惹きます。
この壁画は、水棲生物画家の繁田穂波さん(https://twitter.com/shige_hnm)が描かれたもの。

2月3連休の関西遠征、水族館訪問後は大阪・中崎町で開催中だった「おもにサメ展」へ。サメ・海・いきものへの愛が溢れた空間でした!

(シゲタさんとの過去の思い出はこちら)

手書きの駐車場マップ。略称「クラゲ」がいい味出してて好き。

駐車場は施設の前に数台、そして隣接する駐車場に8台。さらに混んでる場合はすぐそばの漁港の駐車場に停められるようです。

入館料(大人500円)を払い、いざ館内へ。

■まずはクラゲの部屋へ。

館内は2階建てになっています。
1階、入館してすぐ左手にあるのが、この水族館の主役であるクラゲたちの展示エリア。

この暗幕の向こうが、クラゲコーナー。

「すべての生き物撮影OK!」と明記していただいてます。
「お魚を撮るポイント:フラッシュ無し!!」という説明もあって、嬉しいです。

いざ、クラゲコーナーへ。

入室した最初の感想「暗い!!」

暗室で仕切られた室内なので暗いのは当然なのですが、クラゲの展示エリアでここまで徹底的に暗闇の空間というのは、初めてかもしれません。

同行者3人ともばっちり全身黒コーデ(水族館での正装)で固めていたので、完全にステルス化しました。

しかもこの空間に小一時間くらい滞在。「あれ?あいつらどこ行った?」とか思われてそうな不審者ムーブ。

クラゲコーナーの室内。
ISO上げて、けっこう無理やり露出補正かけてこの明るさ(暗さ)。

外から入ると、目が慣れるまでに少し時間がかかります。動物園の夜行性動物館と似たような感覚で楽しいです。

天井の照明(地元のガラス工房・ワタリグラスさんの作品だそうです)と、水槽の明かりだけの空間。

いい位置にベンチが設置してあって、暗さと静かさとの相乗効果でいつまでもクラゲ水槽を眺めていられます。

徐々に目が慣れてきて、この暗さが当たり前になってきたところで、クラゲ撮影を開始。
シンプルな黒バックと青すぎない照明で、とても撮りやすいクラゲ水槽たち。(暗いことにさえ気をつければ)

インドネシアン・シーネットル(で合ってたかな)

ベニクラゲ。
「不老不死のクラゲ」として水族館ファンにはお馴染み(かもしれない)。

サカサクラゲ水槽にはたくさんのポリプも。水槽内で繁殖しているようです。

唯一、赤系の照明で彩られたハナガサクラゲ水槽。
クラゲ水槽としてはやや珍しく、人工水草でレイアウトされていました。付着性の強い種類とのことで、こんな飼い方もできるんですね。

タコクラゲ。

クラゲは基本的に1種類1水槽。
訪問時には10種前後が展示されていました。(季節等によって展示種が変わるそうです)

それぞれの水槽の上には液晶モニターが設置されていて、種名と解説文が流れています。

解説文がなかなか独特で、ユーモアが効いていて面白く、ついつい全種類しっかり読んでしまいました。(タコクラゲver. だけ紹介しておきます)

決して広い展示エリアではないのですが、クラゲ水槽を1つ1つ見ているとあっという間に時間が過ぎてしまい、そして「暗闇に一度目が慣れてしまうと明るい場所に出たくない」という理由もあり、ついつい長居してしまいました!

■クラゲだけじゃない!身近な生き物を楽しく見せてくれる水族館!

クラゲコーナーの隣は、「元・公民館」という施設の特徴を最大限に活かしたこんな小部屋。

かつては、料理教室を行う調理室だったそうです。
流し台付きのテーブルを活用した水槽展示が最高すぎる!(流し台部分も改造され、上から見る形の水槽になっています)

奥の黒板はメッセージボードとして活用されています。チョークって久々に触ったなあ。

展示されているのは「調理室」にちなみ、食材として馴染みの深い生き物たち。

その中でもひときわ魅入ってしまったのが、こちらのマダコ。

タコ展示って水槽の片隅にじっとしてしまい見づらいことも多いのですが、ここのマダコは何故かめちゃくちゃアグレッシブ!(個体の性格や、その日の気分にもよるのかもしれませんが)

タコの吸盤、こうして見ると綺麗。

そして唐突に、水面から出て水槽の壁面を登り始めます。

ほぼ全身が筋肉質のタコですが、それにしてもパワフル。マッスル。ヤーー!パワーーー!!

ついにほぼ全身が水面上に。
「タコは脱出の名人」というのもうなづける行動を観察できました。(水槽のフタはネジ止めされていて、脱出できないようになってます)

■2階エリアは公民館らしさそのまま。

階段を登って2階へ上がります。

2階部分はもともとの公民館らしさをあえて残し、壁側に沿って個水槽がずらっと並べられています。

公民館って普段あまり縁のない場所ですが、そういえば子供の頃、親に連れられて地域のイベントとかで遊びに行ったような。どこか懐かしい、ノスタルジックな気持ちになります。

部屋の中央には作業用テーブルが配置されていて、地元の子どもたちがお絵描きや工作をして遊んでいました。不定期でハンドメイド系のワークショップ等も開催されているそうです。

2階の少し奥まった場所には、地元の生き物たちがずらり。

展示生物のほとんどは、目の前の海の生き物たち。
すぐ近くの漁港で採集したり、地元の漁師の方に分けてもらうのだそうです。(館長さんいわく、いずれは漁港採集のワークショップなんかも開催したい、とのことでした)

水槽背面に手書きの魚名板が貼られているという、ユニークな水槽群です。

ウミケムシ。
こういう生き物にフォーカスするセンス、とても好き。

水槽のかたわらには小さなルーペが置かれていて、生き物たちの細部を観察できる工夫が。

展示の表面をなぞるだけなら30分くらいで見終わってしまう規模かもしれませんが、こうして細かい発見に目を留めているといつまでも楽しく滞在できる施設です。

トイレの案内板もクラゲ!!
このタイル、実は福井市の地元企業・廣部硬器(ひろべこうき)さんの作品とのこと。タイルのほか、警察・消防の紋章では全国トップシェアの企業なんだそう。

そしてこのクラゲのタイル、ここクラゲ公民館の売店でも販売されています。思わず購入して自宅のトイレに貼ってしまいました。

(クラゲ好き&撮影好きという3人組で訪問したせいもありますが)なんだかんだで2時間半ほどの滞在。最後にはたまたま館内にいらした田中館長ともお話することができ、しっかりたっぷり楽しませていただきました!

地元密着型の水族館施設で、とても落ち着く空間でした。

クラゲもその他の生き物もおそらく季節によって変化がありそうで、季節ごとに通いたくなります。地元にこんな施設があったらきっと、地元の海のことをもっと知りたくなるだろうな、そう思わせてくれる水族館です。

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