※今回の記事、生きた生物の写真は1枚も出てきません。字の写真ばかりです。
■「淡島水族館」入り口からすでに。
「あわしまマリンパーク」内の、淡島水族館。
扉を開けて館内に入ると、
流木や貝殻でかわいく飾られたこんなウェルカム・ボードが!
なんだか、インテリアにこだわった海沿いのカフェみたい。
見た目もだけど、書いてあることもすごくいいんです!
案内どおり、館内のあちこちに書かれた魚たちの物語を読んでいきましょう!
■そこにあふれるのは、魚1匹1匹への「愛」。
「私の水族館の楽しみ方」を紹介してくれる解説板って、なかなかないです(笑)。
「水族館マニア」を自称しているとついつい勘違いしてしまいそうになるけど、
水族館やそこで飼育されている生き物のことをいちばん好きなのって、
ほかならぬ飼育スタッフさんたちなんだよなぁ。
と、当たり前のことを再確認したりして。
こんな感じで、飼育されている魚の写真とそれにまつわるエピソードが
館内のあちこちに飾られてます。
溢れんばかりのサカナ愛。
「この魚の可愛さを伝えたい!」っていう気持ちが、直球勝負してる。
個人的にいちばん好きなのが、コレ。
カエルウオとコウワンテグリっていうチョイスもズルい(笑)。
日々の飼育業務の合間に、水槽1つ1つをじっくり観察しているんだろうなぁ。
■2階に上がると、さらにギア全開。
2階は、深海魚中心の展示ゾーン。
深海魚の豊富な静岡県の水族館らしく、展示物の多くが自家採集もの。
採集行や飼育業務の合間のネタが、てんこ盛り満載です!
ヌタウナギの唐揚げの話。
メンダコを食べる話。
「揚げメンダコは大変なことになる」という新発見。
これ書いた方、生き物のことが本当に好きな人なんだろうなぁ、
好奇心旺盛な人なんだろうなぁ、と思うのです。
「かわいい」と「キモい」の二択だけじゃつまらない、
好奇心をフル稼働させれば、水族館は何倍も面白くなる。
そういう世界に引きずり込んでくれる、あったかくて実はアツい水族館。
本当に、何度でも行きたくなるお気に入り空間なんです。