■ほぼ1年ぶりの「おひとりさまナイト水族館」!
今年1月に初開催されて、とても楽しいイベントだった「おひとりさまナイト水族館」。
12月7・8日に第3回が開催されるとのことで、久々に仙台まで行ってまいりました!今年の6月に開催された第2回には参加できず、ぼくにとっては今回が2回目の参加です。
■相変わらずの、静かで贅沢な空間。
前回と同様、館内にはところどころにキャンドル型LEDのあたたかい明かりが灯り、大水槽前には1人掛けのソファが並べられ、思い思いにくつろげるようになっています。
オレンジ色の灯が、青色基調の水槽の風景に映えるんですよね。
■インスタ映え、狙いました!(笑)
そんな雰囲気に影響されて、うっかり「らしくない」写真をたくさん撮ってしまいました。そんな写真を何点かここに公表いたします……(笑)。
シャンパン・タワーのように重ねられたグラスたち。
そんな水槽を泳ぐのは、クリスタルな雰囲気のグラス・ブラッドフィン。まるでグラスに入ってるみたいに見えるでしょ??
水中LEDで装飾された水槽を泳ぐ、ハニードワーフ・グーラミィ。色味の強い照明のせいで、この魚本来の綺麗なオレンジ色が強調されないのだけれど、これはこれで綺麗、ということでいいのかな。インスタ映えする写真、苦手なんだってば(笑)。
■魚をじっくり観察するのが、私的「おひとりさま」の楽しみ方。
もちろん、いつも通り魚たちにギョギョッと寄った写真もたくさん撮りました。「おひとりさまナイト」なので、話し声のほとんどしない水族館内で、目の前の魚にじっくり集中できるんですよねぇ。これは本当に、嬉しいです。
水族館で、思う存分、魚を見る。最高に幸せです。
ヨシキリザメ。久々の再会。なんだか嬉しくなります。
イエローヘッド・ジョーフィッシュ。水槽の配置が変わったようでした。こういう隠れがちな魚も、「おひとりさまナイト」だと比較的よく出てきてくれるような気がします。
今回個人的にグッと魂を揺さぶられたのが、このアユ。
この時期は、「サビアユ」と言って産卵直前に特有の濃い体色を見せてくれています。脂びれのエッジの濃い橙色に目を奪われました。1年魚のアユは産卵を終えると短い一生を終えてしまうので、生命が尽きる前の最後の輝きというところでしょうか。どこか神々しさすら感じます。
ちなみにうみの杜水族館の日淡水槽、屋外にあって日中はガラスの反射が強いので、外が暗くなってから撮りに行くと水槽内がよく見えて嬉しいです。
キングペンギンの雛が生まれたらしく、もっふもふの赤ちゃんペンギンがいました。
■次回開催も、激しく希望!!!
前回このイベントに参加した時にも書いたんですが、水族館の収益ということを考えると「おひとりさま」は敬遠されても仕方ないかなー、と思うんです。
だって、家族連れのほうがお土産とか買ってくれるだろうし、カップルのほうがケチケチせず飲食とかしてくれるだろうし。
そして、おひとりさまで水族館に来るような層って、たいてい年間パスポートとか持ってて実質タダで何度も遊びに来たりするし。
そんな諸事情がありつつも、こんな(自分みたいな人間には)素晴らしいイベントを決行してくれるうみの杜水族館さん、ほんとありがとうございます(笑)。
ほぼ半年ごとに、気が付けば第3回めということで、このまま定期開催イベント化してくれることを、勝手に心より熱望しております!
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