■『海藻のうみ」水槽で、アイナメが産卵しました!
仙台うみの杜水族館、『海藻のうみ』コーナーの大水槽。コンブが生い茂るこの水槽で、アイナメが卵を産みました!
■まっ黄色のお父さんアイナメ!
ドヤ顔で、岩の間に産み付けられた卵を守る親アイナメ。
実は、このアイナメはオス。
オスのアイナメは繁殖期になると、こんなふうに鮮やかな黄色い体色になり、卵塊を守り続けます。
卵に新鮮な水を送ったり、他の魚が近寄るのを追い払ったり。献身的なその姿、静かに見守ってあげたくなりますね。
■仙台でも身近な魚、アイナメ
食べても美味しいアイナメ。
仙台港や七ヶ浜、牡鹿半島などで、釣りのターゲットとしても親しまれています。(「アブラコ」「ネウ」とも呼ばれますね)
釣りをする方の中には、「黄色くて大きいアイナメは子育て中」と知っていて、釣れてもリリースしてあげる人もいるそうです。
この水槽でも、無事に卵が孵化するといいな、できればアイナメの稚魚を見ることができたらいいな、と、応援しています。
ちなみに、左右の卵塊(正確には3つある)の色が微妙に違うのは、どうやら産卵した日が微妙に違うらしく、卵の発生段階が異なるからなのでは?と思っています。
(※この記事および産卵行動の様子は、2018年1月27日当時のものです。)