『日本酒ナイト水族館』不完全攻略マニュアル!

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来たる10月22日(土)に、仙台うみの杜水族館で『日本酒ナイト水族館』が開催されます!

2017年の初開催以来、おおよそ年に2回(春/秋)のペースで開催されてきたイベント。
仙台うみの杜水族館と、宮城県の8ヶ所の蔵元・そして塩釜の酒店「相原酒店」さんとのコラボイベントです。

わたしも2019年に初めて参加してその楽しさに(お酒弱いなりに)目覚めてしまい、それ以来コンスタントに参加しております。

うみの杜水族館「日本酒ナイト水族館」に初参戦してきましたー!仙台ではなかなか楽しむ機会のない「夜の水族館」で、魚を肴に日本酒を堪能!

『水族館内で日本酒を楽しむ』という一風変わったイベントなので(行ってみたいけど勝手が分からない、、)という方もきっと多いはず。

という訳で今回は勝手ながら、過去4回ほど参加した経験を踏まえ、自分なりの『日本酒ナイト水族館の楽しみ方』を纏めておきます!

■オープニングは『鏡割り』!

イベント開場は通常閉館後の18:30からですが、毎回、開場前からけっこうな人が並んで待機しています。

その理由の1つ(かもしれない)のが、これ。

水族館の前で樽酒の鏡割りという、他にはなかなか見ない光景(笑)。

そして入場すると、エントランスホールに飾られた各酒蔵さんの飾り樽!

これまた記念撮影する人多数のフォトスポットです。

(※以下、プライバシーを考慮し館内の写真は適宜加工しています)

■まずは乾杯♪1杯目はなににする?

入館して、いつも通り水槽を眺める……のではなく、なにはさておき乾杯をしましょう!

イベントチケットには試飲券が2枚ついています。
各蔵元ブースで、この試飲券と引き換えにお酒を買うのです♪

※試飲券は館内の窓口で追加購入可能。1枚300円、4枚セット千円です。
最初の2杯はきっとあっという間に飲んでしまうので、己の酒量と相談しつつ、追加で買っておくといいですよ!

蔵元ブースは、館内1階の各所に点在しています。こんな感じ。

大水槽前だったり

各水槽の前だったり。

蔵元の方が直々に各ブースを運営されているので、お酒について気になることとかあれば話しかけてみるのも楽しいです。各蔵元さんとも何種類かずつのお酒を用意してるので、好みにあわせてオススメ教えてくれたりもします。

日本酒は詳しくない自分ですが、「あ、辛口のお酒が好みかも!」なんて自分の嗜好に気付いたりもして楽しい。(でもすぐ酔っぱらって「美味しければなんでもいいや!」になる)

気になるお酒やお気に入りの蔵元を見つけたら

試飲券を渡して、お酒を注いでもらいます!
(一部の特別酒は、試飲券が2枚必要です)

イベントチケットには限定グラスがついてくるのでそれを使うのもいいですし、各ブースにプラスチックの試飲カップも用意されています。どちらもほぼ同じ容量ですので、ご安心を(笑)。

※ふと気になって、自宅で計量してみました。上のグラスで1杯およそ100CC。2杯飲んだらざっくり1合強の計算ですね。酒量のご参考までに!

蔵元ブースは、けっこう水槽を塞ぐように設置されてたりします。

まぁ、イベントの性質上「魚や水槽をガッツリ見る場所」ではなく、あくまでお酒を楽しむ機会、と思って参加したほうが気が楽です。

「せっかくなので生き物もしっかり見たいよ!」という場合は、日中の通常営業から訪問することを強くお勧めします!昼と夜の雰囲気のギャップも、また楽しいのですよ!

■限定おつまみも忘れずに!

「酒さえあれば何も要らない!」という酒豪の方は別ですが、イベント限定フードが豊富に用意されているので、そちらもしっかり楽しむべし!
(18:30開場だし館内をけっこう歩き回るので、お腹すくんだよな~~)

おつまみや食事は、フードコートで入手可能。
限定メニューは毎回少しずつ変わるので、公式サイト・Twitterでの予習をお忘れなく!

(個人的には「麻薬たまご」が気になりすぎるぞ……)

そして、『日本酒ナイト』常連組がほぼ確実に手にしている、前売り限定フードがこちら!

事前販売・数量限定の、升盛りお造り!
毎回変わる限定デザインの升は、もちろん記念品として持ち帰れます!

こちら、当日は販売していなので「升盛りお刺身付き前売り券」を事前購入する必要があります。限定200枚のみで、毎回ほぼほぼ完売してしまう人気チケット!

チケット販売サイト⇒https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=00324&ac=7018

フードコート以外にも、軽いおつまみを売るガチャがあったり。(これは2020年10月の開催時。今回もあるかな~~?)

18:30~21:30まで3時間。意外と長丁場のイベントなので、おつまみもしっかり食べながらゆっくり楽しむとよいです。

■お酒を片手に、思い思いに館内をブラブラ。

お酒を手にしたら、あとは館内を思い思いに満喫。

フードコートで、うみの杜仲間とワイワイ盛り上がったり。

ほろ酔い気分で大水槽の迫力を味わったり。
(※写真はコロナ前の2019年5月。マスク無しの密な空間が、ちょっと懐かしい)

お気に入りの水槽の前で佇んだり。

ゆらめくアマモを眺めながら日本酒に浸ったり。

カキ養殖水槽の前で、カキの味を想像しながら一杯やったり。

気がついたら、見知らぬ人と意気投合して乾杯してた、なんて回もありました。
(ナンパとか迷惑行為は厳禁ですよ!!)

大水槽前の2階席で、しっぽり飲むのもいいですね。
(コロナ前は2階エリアは飲食禁止でした。コロナ後の開催では密を避けるために2階での飲食もOKになったけど、今回はどうでしょうね)

当日の天気と寒さ次第ですが、屋外エリアで立ち呑みするのも開放感があってオススメです。
テーブル代わりの木製のウマが、いい雰囲気を出してくれてます。

■忘れちゃいけない『酒ガチャ』イベント!

ワイワイ楽しんでるとつい忘れてしまうのですが、イベント佳境の20時ごろになると、エントランスの特設ブースで『酒ガチャ』販売があったりします。

協力酒店の「相原酒店」さんプレゼンツ!1本1,500円均一で、必ずそれ以上の価格帯のお酒が入っているお得な価格設定。(たまに、1本数千円の「当たり」なお酒も入ってたりするのです)

※今年も販売されるかどうかはまだ発表されていませんが……売ってたら絶対買う!!

■やっぱり水族館なので……生き物たちへの配慮も必要!

「水族館で飲み歩く」という非日常な雰囲気がとても楽しくて、そしてなによりどのお酒も美味しいので、このうえなく盛り上がってしまうこのイベント。

とはいえやっぱり、生き物たちが主役の水族館。
生き物たちの静かな夜を、あまり邪魔しすぎたくないな、とも思うのです。

前回(2022年5月)は、ちょうどイロワケイルカが繁殖のための2頭同居を始めた直後。
イロワケイルカ水槽の前には、しっかりと規制柵を張ってくれていました。(これを見て安堵したうみの杜常連の方々、あのとき大勢いたと思います)

うみの杜水族館にはこういうオープンタイプの水槽が多いです。
間違ってもここにお酒をこぼすとか、絶対ダメ!!
(魚を含む水生生物は全身が粘膜なので、微量のアルコールでも致命的です)

たとえ故意ではなくても、もしも万が一そういうトラブルが1回でも発生してしまったら、きっともう二度と開催されないイベントだろうな、と思うのです。

本当に「性善説」のうえで成り立っているイベントで、水族館側が我々来館者のことを信頼してくれてて、ありがたいな~~、と毎回思います。

■くれぐれも飲みすぎ注意!!あとカメラ注意な!!

お酒抜きでも、「水族館」という空間はどこか非日常感が漂うもの。

そんな場所で美味しい日本酒の杯を重ねていると、ほんとフワフワ幸せな気持ちに包まれます。

そんなわたしの過去のやらかしが、こちら。。。

日本酒ナイト水族館で飲みすぎて自宅前でカメラ落っことして破壊しました、の図!

今回、実はぼくの水族館カメラ仲間も遠方からチラホラ駆けつけてくれるらしいのですが、みんな、くれぐれもカメラ壊すなよーー!(なんならメイン機はしまっとくんだ!それかハウジングつけとけ!!)

そもそも、静かな館内でストイックに生き物を撮りたい主義の方にとってはある意味「邪道」なイベントだ!! と言われてしまうかもしれませんが。

水族館の「教育・学習・研究」といった存在意義はもちろんめちゃくちゃ大事だと分かったうえで、それでも、こういう賑やかさ100%なイベントもたまにはいいじゃんね~、と思ってる派の自分です。
(たぶん普段はあまり水族館に来ないであろう人々が、お酒のグラス片手に意外なほど熱心に水槽内の生き物を見てたりして、そういう光景を見るととても幸せな気分になるのです)(そのままこれを機に水族館が大好きになってくれたら最高に嬉しいの気持ち)

あとはナンパとか喧嘩とか迷惑行為はやめましょうねとか、
もちろん飲酒運転は絶対NG!とか。
(中野栄駅までのシャトルバス、21:45まで走ってます!)

今回も平和で楽しい空間となって、これからもずっと開催され続けて欲しいイベントだな、とつよくつよく思うのでした!
10/22当日、もちろん自分も参加予定です。楽しむぞーー!!

▼▼イベント概要・チケット販売はこちらから▼▼

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