写真メインで送る「アクアマリンふくしま」訪問記。

東北地方の水族館

■久々の水族館遠征。隣県だけど。

8月某日。

ふと思いたって、アクアマリンふくしまへ。

 

個人的には、今年の春先に新型コロナで緊急事態宣言が出てから初めて訪れる県外の水族館。(なんだかんだで宮城県からほぼ出ない生活を送っていました)

 

地元回帰な水族館ライフもすごい楽しいんだけど、地元の水族館に通えば通うほど「あー!あの水族館のあの水槽と見比べたい!」と相乗効果的に遠征欲も高まる一方で。

 

なので数カ月ぶりの水族館遠征は、なんというかこう、、、禁欲生活から解き放たれた一発目の****みたいで、最高だったなぁ。

 

というわけで、開館時間ジャストにアクアマリンふくしまに到着!

 

ところでアクアマリンふくしま、ぼく個人的にはとにかくイチオシというか畏敬にも似た強い思い入れを抱いている水族館。
そして(賛否両論ですが)ひたすらに密度の濃い展示の数々。

 

以前にも書いたのですが、この超絶膨大な展示ボリュームをすべてブログ記事に起こそうとすると書くほうも読むほうもお腹いっぱいになっちゃいそうです。

【水族館探訪記】アクアマリンふくしま~Inspireされろ!!~
大好きすぎるアクアマリンふくしま。好きすぎて上手く纏められないので、その魅力をちょっと小分けにしてみます。その1、「探そう」。

 

なので今回はシンプルに写真メインでお届けしたいと思います。
いろいろ小難しいことはいったん置いといて、「へぇー、綺麗じゃんアクアマリンふくしま。こんど行ってみようかな~~」って思ってもらえるブログを目指す!

 

※と言いながら、写真だけで60枚くらいあるんですけどね、、、(笑)

■『カワウソのふち』

入場ゲートを入るとまず広がるのは、ガラス張りの水族館……ではなく『縄文の里』という広大な屋外展示。

 

ここはここで面白いのですが(タヌキとかカヤネズミとかモグラとか)、今回は割愛させていただきまして、まずはカワウソ展示エリアへ!

広すぎて思わず魚眼レンズで撮っちゃったけど、とにかく広大なカワウソ水槽。
水槽というか……カワウソの住む「川の淵」を再現した展示エリア。(奥のほうの木が生えているところまで全部、カワウソの生活エリアです)

 

カワウソの姿が見当たらなくても、水中の魚たちを見ているだけでも十分満足できる。
1枚目:ウグイのあくび。
2枚目:岩肌に体当たりして表面の藻類を食べるアユ。

 

なんだかんだで、少し待っていればカワウソも高確率で見ることができます。(あぁっ、タイミング、、、!)
広々とした水中を自由気儘に泳ぎ回るカワウソ、狭い水槽で飼われているのと全然ちがって見える気がします。

■そして本館エリアへ。

自然公園のような屋外エリアをしばらく歩くと、いよいよガラス張りの本館へ。

 

順路のいちばん最初は「海・生命の進化」コーナー。
ギンザメの一種、スポッテド・ラットフィッシュがかわいい。

 

※以前にも書いたので、このコーナーはちょっと割愛。

【水族館探訪記】アクアマリンふくしま~水族館の「博物館要素」とは~
アクアマリンふくしまが好きすぎて上手く纏められないので小分けにして紹介してみようシリーズ。その2、「博物館要素」。そもそも水族館って博物館なの??

■『ふくしまの川と沿岸』

進化コーナーの奥にあるエスカレータを登り、一気に最上階(4階)の温室エリアへ。

 

よく晴れた夏の日だったこともあり、燦々と太陽光が降り注いでいます!(暑い!)
そしていつ行っても、水族館というより植物園という感じのエリア。いきもの探ししながら野山を探検するような気分で楽しめます。

 

上流から下流へと淡水展示を下っていくと、つき当たりに青く輝く「水塊」が……!

 

「川をずっと下っていくと大海原に出た!」という感じがして、ここの曲がり角がとても好きです。

 

そして黒潮大水槽を回遊するマイワシの大群。

 

マイワシの群れをここまで至近距離で見ることのできる大水槽、ほかにはあまりありません。
イワシの1匹1匹の「個」を感じる光景です。

 

マジメ一辺倒の水族館かと思いきや、茶目っ気たっぷりの飼育スタッフさん。

 

大水槽(左側)の蒼さとダイナミックさに目を奪われがちですが、通路反対側の沿岸水槽(右側)にもご注目。

身近な魚たちの暮らしぶりが観察できる良展示です。

 

死んでしまったネズミゴチと、それを食べようかじっと眺めている大きなヒラメ(右側)。

 

マアジの腹びれがとてもきれいだということに気付いた日。

 

小型魚や無脊椎動物を探しはじめると終わりがない。
写真はナベカ。

 

■『オセアニック・ガレリア』

(自分の場合)だいたいこのあたりでいったん休憩を入れたくなります。

盆栽の並んだ休憩スペースでひとやすみ。

 

3階部分の渡り廊下は「オセアニック・ガレリア」(海の博物館)という解説展示スペース。

 

いわゆる「字ばっかりゾーン」(笑)。
ここはここでめっちゃくちゃ面白いのですが、今回は水槽展示メインということでサクサクッと進んでまいります。

 

(この「AMF=字ばっかり問題」については、そのうちどこかでまた紹介したい所存……!)

 

■『熱帯アジアの水辺』

博物館エリアを過ぎると、再び夏の日射しが燦々と差しこむ温室エリア。

 

こちらは東南アジアの熱帯林を再現した温室。
植えられた植物も熱帯性の種類で統一されています。
夏の日射しが似合う光景だ……。暑いけど……。

 

魚たちだけじゃなく、花とか撮るのも楽しい。
(あと小鳥とか蝶もいたりします)

 

それでも視線は水中世界へ。

 

タネカワハゼ。
太陽光をメインに使っているので、時間帯や天候次第で水槽内にものすごく綺麗な光が差しこんで、魚たちがスポットライトを浴びたように輝きます。
光を浴びたヒレの透明感とか、水中の気泡がキラキラ輝く水景とか、気付いた人だけが楽しめる美しさ。

 

さらに下流へ下っていくと、川と海が交わるマングローブ林。

マングローブの根元に棲むミナミトビハゼやベニシオマネキ。好き。

 

水中部分に目をやると、オニボラだったりコモチザヨリだったり。

 

コモチザヨリの鼻管(?)がにょーんって伸びているのに初めて気付きました!

 

■『サンゴ礁の海』

マングローブの水辺からさらにスロープを下っていくと、サンゴ礁の海に潜っていきます。
この「潜っていく」っていう感覚を体感できるのが好き。

 

ソフトコーラルの上で休むキイロサンゴハゼ。

 

こちらも太陽光が燦々と差しこむサンゴ礁水槽。
本当にダイビングしているかのような気分になれます。
(※プライバシーに配慮し写真の一部を修正しています)

 

キンメモドキの群れ、ドクウツボ、スカンクシュリンプ……。

 

(気付く人だけ気付けばいいんだけど)さりげなくかなりたくさんの魚種が入っていて好き。

1枚目:スミツキアトヒキテンジクダイ
2枚目:ヤリカタギ

 

ヤリカタギ、すごい好きなチョウチョウウオ。そしてサンゴのポリプを主食にしてるので飼育が難しくて、実は水族館ではあまり見かけないチョウチョウウオ。

 

■寿司処『潮目の海』と『親潮アイスボックス』

さて、このあたりでお昼ご飯です(笑)。

 

寿司を……
寿司を食うのです……。(なお現在は土日限定営業)

 

「水族館でなんで寿司屋??!」という疑問については、このお寿司屋さんのすぐ横に安部館長の熱い熱いメッセージが掲示されていますので、ぜひそちらをご覧ください。

 

空腹を満たし疲れを癒したところで、順路はいったん大水槽から離れ、「親潮アイスボックス」という小水槽群へ。

暗いです。
そして水槽めっちゃ多いです。

 

ナメダンゴ。
踊りましょう。

 

 

 

オオグチボヤ。
水槽の数が多いのでちょっと大変だけど、それでもひとつひとつ水槽を覗いていくと、こういう生き物に出会えるのが楽しい。

 

ハゴロモコンニャクウオ。
いつもじっとしているけど、泳ぐ姿をいつか見たい。

 

■大水槽『潮目の海』

「親潮アイスボックス」のエリアをあとから増設したので順路がちょっと入り組んでいるのですが、再び「潮目の海」の大水槽前へ。

 

やっぱりここは人気スポットです。
(※プライバシーに配慮し写真の一部を修正しています)

 

 

■『ふくしまの海~大陸棚への道~』

大水槽の三角トンネルをくぐると、再び真っ暗な水槽群が。
(正直、カメラの設定を変えるのに忙しいです 笑)

 

ギンカガミ。
常に展示しているのはたぶんAMFと美ら海水族館くらい、だったはず。

 

サンマ。
実はめちゃくちゃ展示の難しい魚で、これも展示しているのは世界でもここくらいのはず。

 

ところでこのサンマ水槽にぶら下がったロープ、なんだろうと思ったらサンマの産卵床なのだとか。

ちょうどいま、企画展「卵から育てる水族館」を開催中。(11/3まで)
そちらではサンマの稚魚を展示していました!!(超レア)

ほんの数cmのサンマの稚魚たち。かわええ……。

 

さて、時を戻そう。
順路を戻りまして、「大陸棚への道」コーナー。

ものすごい個体密度のタカアシガニたち。
駿河湾とかのイメージが強いけれど、常磐の海にもいるのですね。

 

個人的にめっちゃ好きな魚、ヒメ。
背びれが本当にカッコいいです。

 

ユメカサゴ。
瞳が綺麗すぎて震えた。

 

■企画展『卵から育てる水族館』

先ほど、サンマの話でも少し触れましたが、ただいま「卵から育てる水族館」という企画展を開催中。

ラブカの胎児!
一時期、ラブカの生きた卵&胎児を展示していたのですよねぇ(ぼくは見に来れませんでしたが)。そのときのものと思われる標本が展示されていました。
小さいけど、ちゃんとラブカの顔してるんだなぁ!

 

アクアマリンふくしまで繁殖に成功した魚たち。
1枚目:タナゴモドキ
2枚目:アカオビシマハゼ

 

■企画展「シーラカンスからメダカまで」

さらにもう一つ「シーラカンスからメダカまで」という企画展もただいま開催中。
(こちらは終期未定だそうです)

 

あ、ここ、昔は「シーラカンスの世界」コーナーがあったエリアだ……。

 

中を入ると、前半部分はシーラカンスやそれに関連する環境問題、生物多様性などについて説明されたパネル展示。
後半は、写真のようにキューブ型の小水槽がずらっと並んだ水槽展示になっています。

 

ていうか、この暗さ、このライトアップの感じ。
なんだかニフレルとかみたい。
ついにAMFも「映え」に走ったのか……と一瞬、びっくりしてしまいました。

 

※実際には、各水槽の横に「固有種とは」とか「多様性とは」とか、これでもかってくらい内容の濃い解説板が設置されていて、やっぱりAMFらしさ全開の展示なのでした。
(ちなみに魚名板はごく小さく貼られていて、その辺にも意図を感じる)

 

そして、展示されている魚が個人的にめっちゃ好みの種類ばかり。

アフリカ河川産のシクリッド、ペルヴィカクロミス。

 

ポポンデッタ・フルカタ。
パプアニューギニア島の東部の固有種。

 

東南アジア産のメダカの仲間、オリジアス・ウォウォラエ。
日本のメダカとはちょっと違うエキゾチックさがありますね。

 

西アフリカ産のメダカの仲間、クラウン・キリー。
めっちゃ綺麗に撮れて幸せ。

 

そんな、夏の終わりの1日でした。

 

 

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