【タワ水・大図鑑?!】東京タワー水族館の魚たち(2)

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今月末(2018年9月)で閉館してしまう東京タワー水族館。
閉館してしまう前に1匹でも多く、飼育されてる魚たちを紹介しておこう企画、第2弾です!

今月末での閉館を発表した東京タワー水族館。できる限り1種類でも多くの魚を紹介してみたいと思います。まずは「とにかくデカい魚たち」部門!

■「かわいらしい」魚部門

東京タワー水族館というと、大きくて老成した古代魚・肉食魚、というイメージが強いのですが、水族館内をあちこち探すと実にかわいらしい小型魚が潜んでいます。

#1 フラッグテール・ポートホール・キャットフィッシュ

逃げないで!長ったらしい名前を聞いて逃げないで!こんな呪文みたいな魚の名前を呪文みたいにつぶやくおっさんだと思って逃げないで!

名前の由来は
「フラッグテール」:3本線の入った尾びれ(テール)が旗みたいだから。
「ポートホール」:体の側面に入った点々模様が、大型客船の窓みたいだから。
「キャットフィッシュ」:ナマズのこと。ヒゲの生えた顔が猫っぽいから。

ということで、ぼくはこの魚の名前を付けた人、なかなかオシャレだなーと思います。
魚自身のかわいさは、下の写真をご覧いただきたい!

つぶらな瞳、スマートな体形。
本種含むカリクティスの仲間ってちょっと「虫っぽい」雰囲気の魚が多くて苦手な人は苦手だと思うんですが、本種はその中では断トツに可愛いと思います。

ちなみにけっこう分かりにくい水槽にいるので、ぜひとも探してみてください!(そういう「魚探し」も楽しいな、と思います)
左にいるオレンジ色の「エンドラーズ・グッピー」も、綺麗でかわいい魚です。

#2 ヤノダテハゼ

いわゆる「共生ハゼ」。テッポウエビという小型のエビがせっせと巣穴を掘り、ハゼは巣穴から顔を出して外敵が来るのを見張っています。

タワ水の共生ハゼ水槽は、見やすい位置に巣穴があるのと(飼育スタッフさんの工夫で、意図的にガラス前面に巣穴を作らせています)、工事現場風の装飾が独創的ですね!
写真には写ってないですが、せっせと土砂を運び巣穴を作るテッポウエビも、ミニチュアのブルドーザーのようでとてもかわいいです。

#3 ヒョウモントカゲモドキ(レオパード・ゲッコー)

新垣結衣さんが飼っていることでも有名(なのかなぁ)なトカゲ(正確にはヤモリの仲間)、ヒョウモントカゲモドキ。
この可愛い表情!ちなみにわたしも1匹飼っていますが、とても丈夫で飼いやすいです。

爬虫類コーナーは入館してすぐのところにあって、やや見逃しがちなのですが、是非ともチェックしてくださいね!

#3 ファハカ(テトラオドン・リネアートゥス)

アフリカ原産の巨大淡水フグ、ファハカ。
現在、タワ水にいる個体はまだ少年サイズで、とてもかわいらしいです。
成長すると40cmとか50cmになるので、このかわいさに騙されるととんでもないことになりますが(笑)。
いつか飼ってみたいなー、ファハカ。

#4 小型ドジョウたち

東京タワー水族館、実は「熱帯性のドジョウの仲間」がたくさんいるんですよね。
それも、2段になった水槽の上段とか、かなり分かりにくいところに(笑)。

他の水族館ではなかなか見られない種類が多いので、これもまた見逃さずチェックしてほしいポイントだったりします。

ポルカドット・ローチ。
清楚な見た目とおとなしい性格。ローチ界の清純派アイドルといったところ。

ドワーフ・ボティア。
ドジョウの中でも、少し体高があってずんぐりとした「ボティア」の仲間(日本だと「アユモドキ」の仲間)。
その中でも最小クラスなのが、このドワーフ・ボティア。

小さくてもけっこうヤンチャ坊主で、ほかの魚と追いかけっこしている仕草が微笑ましい!(左はボティア・ロストラータ)。

ゾディアック・ローチ。
矢印みたいな独特の模様が印象的な魚。
おとなしい顔のわりにけっこう活発で、水槽内をチョコマカと泳ぎ回っています。ときどき、ホバリングするように動きを止めるので、その瞬間がシャッター・チャンスです!

■「カメ」部門

東京タワー水族館に魚の次に多くいる生き物はたぶん「カメ」だと思います。
水槽もコーナーもバラバラに展示されているので、あえて並べてご紹介!非常に特徴的な種類ばかりなので、種類ごとの違いを見比べるのも面白いですよ。

#1 スッポンモドキ

別名「ブタバナガメ」。理由は2枚目の写真でなんとなく察してください(笑)。
前足がオールのようになっていて、まるでウミガメみたいにすいすいと水中を泳ぎ回ります。飼育スタッフさんにもとても懐いているようで、運がいいと手からエサを食べたり頭をなでてもらったりと、愛らしい光景を見ることができます。

#2 ジーベンロック・ナガクビガメ

こちらも水中生活に特化したカメ、ジーベンさん。
なんともいえないとぼけた顔つきと、からくり人形のように動き回る長い首が独特ですね。(「ろくろっ首みたいで怖い」という声もあり?)
こんなとぼけた顔つきですが、実はけっこう気が強い種類でもあり、ほかの魚たちとは別に単独で飼育されています。

#3 ワニガメ

「リアル・ガメラ」。
最近、TV番組等で「外来種!」とばかり報道されていて少し不憫になるのですが、丈夫で飼いやすいし見た目もカッコいいし、いいカメなんですけどねぇ。
口を開けているときがシャッターチャンスで、ミミズのようになった舌先をルアーにして魚を待っております。そんな特技があるカメだってことも、もっと知られてほしい。

カメの仲間は館内最後の日本庭園風の池にもたくさんいるのですが、ここはなかなか上手く写真を撮れず。。。「ミドリガメ」だけじゃないですので、ぜひ全種類探してみてください!

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