本日、1月31日をもって写真展「Face of Fishes」の会期が終了いたしました。
12月2日の開催初日から、約2ヶ月。年末年始を挟んだということを差っ引いても、体感的には本当にあっという間でした。そして同時に、本当にたくさんのことを経験させてもらった2ヶ月間でした。
■支えてくださったたくさんの方々へ
写真を見にご来場くださった方、珈琲を飲みにお店に来て偶々写真を見てくださった方、お店でお話しさせていただいた方、本当にありがとうございました。
SNS等で応援・激励してくれた友人・知人の皆様、ありがとうございます。
正直「はじめての写真展」はめちゃくちゃ不安や心配ばかりで、そんなときに「なんか面白いコトやってんじゃん」のひと言が本当に支えでした。
写真の印刷や展示の仕方について本当に貴重なアドバイスをくれた、中高の同級生で写真家の新納翔さん、そしてデジタルラボ「Papyrus」の皆様。
「来月くらいに写真展やりたいんだよね~♪」というド素人丸出しでノー天気すぎる相談、困惑させて本当にごめんなさい。焼き鳥の約束は忘れておりません。
(初めて手に触れたハイスペックな機材の数々。驚きと感動ばかりでした)
会場の「かなざわ珈琲」様、なにからなにまでお世話になりました。
「写真展やりたい!(というより今回の場合「やらねば!」)」と思い立った時に、写真のプリントも勿論ですが「場所どうする?!」というのが実は一番の悩みでした。快く、それも約2ヶ月もの間、素晴らしい場所と機会をご提供いただき、本当にありがとうございました。
■「出会いに感謝」とかいう、よくあるシャラくさいヤツじゃなく。
会期約2ヶ月の間、本当にいろいろなことがありました。
会場の「かなざわ珈琲」さんが元々、いろいろなトークイベントの開催場所になっていたこともあり、「水族館活動推進会②&③」と称して飲み会も2回やらせていただきました。
(※「水活①」は去年9月に開催されてて、ぼくは客として参加。)
正直、写真展を作り上げることにほぼほぼいっぱいいっぱいで大した趣向も用意できませんでしたが、「ただただ水族館と魚と写真について語るだけの飲み会」に2回ともたくさんの方が集まってくださり、楽しすぎる時間を過ごすことができました。
楽しすぎて、2回とも終電を逃がしてしまいましたが……。
写真展自体には平日も足を運んでくださる方が何人もいらっしゃったのですが、ぼく自身が勤め人ということもあり、会場に滞在(在廊?在店?)できたのは週末だけでした(お会いできなかった方、申し訳ありません)。
それでも、週末のあたたかくゆったりした空気の流れる店内でいろいろなお話をできたことは、本当に刺激的でした。
誰ひとり「クリオネ」と言う名前が出てこずに「ハダカカメガイ」を連呼した昼下がり。半年以内に小笠原に行った人が3人も揃ってて、なんだか島にいるみたいだった夕暮れ。お店の営業時間だけでは語りきれず、日の暮れた世田谷の街を水族館について語りながら歩いた帰り道。
ひとつひとつのシーンが、なんだか昨日のことみたいです。
初めて開催した写真展で、「写真を見ていただく」ということももちろん得がたい経験でしたが、それ以上にご来場いただいた方々とたくさんの話をし、さまざまなご意見、ご感想、お声をかけていただいたことは、この2か月間で得ることができた何よりの財産です。
「水族館に行く」ということにも「魚と関わり合う」ということにも「写真を撮る」ということにもいろいろなアプローチがあって、ともすると「自分のやり方はコレ!」と型にはまってしまいそうな自分を客観視することができました。
最後に、ぼくは「魚類の専門家」でもないし、「写真家」でもありません。ただの「魚好きで、カメラ好き」です。
会期中、その部分はずっと初志貫徹していきたいと思っていたし、今のところはこれからもそういうスタンスで「水族館で、魚を撮ろう!」を楽しんでいきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
あー、魚が好きで、
よかった!!
2019年1月31日 アルガリョウスケ
(と、きれいに締めくくったと見せかけてお知らせです!)
会期中ラストの在店日となった1月27日。閉店後「かなざわ珈琲」のマスターと「この写真たちどうしましょうかねぇ……」と話していたのですが、その結果……。
お店側の都合とぼく個人の予定を総合したところ、2月16日に完全撤収、ということになりました!会期としては予定通り、本日1月31日で終了なのですが、2月16日の完全撤収まではこのまま展示させていただきます。
また、「展示写真を譲ってほしい」という大変ありがたすぎるお声も頂いており、会期終了後の2月4日以降(2月1日~3日はお店側が休業日です)、ご希望に応じパネル写真をお譲りいたします(大:A3ノビサイズ、小:A4サイズ。スチロールパネルに貼ってありますのでそのままお部屋に飾れます)。
ぼくの撮った魚たちが、気に入ってくださった方の元で泳ぎ続けてくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
※2月4日以降、お譲り先の決まった写真から順次外してしまいます。全ての展示写真をご覧いただけない可能性がありますので、ご了承ください。(詳細は当方までメール、またはお店にてお問い合わせください)