【アクアリストのハネムーン】3日目①_ウベア島・シュノーケリング&カヤック!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■前回までのあらすじ

「天国にいちばん近い島」ウベア島に到着して、
まずは島一周ガイドツアー、夜はヤモリ探しのプチ探検。

2日目はまる1日、ウベア島をのんびり満喫します!

***************************

■ニューカレドニア旅行記・2日目■

2月28日
天気:曇り
場所:ウベア島

旅の3日目、ウベア島滞在の2日目。
この日は朝から晩まで、まるまる1日を島で過ごせる、連泊の中日。

当初の予定では、ホテル主催の無人島ツアーに参加して、ウベア島の沖合いに浮かぶ
「アメニッチ島」で、シュノーケリングとBBQを楽しむつもりだった。

けれど朝起きると、天気はどんよりした曇り空。
風が強くて、部屋から見える海にも白波が立っている。

船に弱い嫁様は、モーターボートでの移動にあまり気乗りがしない様子。
そのうえ、この旅行のために購入した防水カメラの調子も悪い。。。
(※後日談:カメラ内部浸水のため、翌日には完全に死亡した。。。)

そんなわけで、1人およそ15,000円也の無人島ツアーはあっさり取りやめて、
この日はコテージ目の前のビーチで潜ってみることに。

■まさに「水清ければ魚棲まず」。。

DSC_6163.jpg

しっかしこのビーチ、イキモノの気配がまったくしないんだよなーー。。
見てて綺麗なのは間違いないんだけれど。

砂は、真っ白で小麦粉のように細かいパウダー・サンド。
海藻のかけらとか、デトリタスっぽいナニかとか、
そういう混じりっけがほとんどない。

海の色も、どこまでも透明感のある水色。
岩場とかサンゴ礁っぽい影が見当たらない。
ほとんどプール。波のあるしょっぱいプール。

それでもそこは執念で、陸上からじっくり海を眺め、
波打ち際から50mほど沖合いに、なんとなく海の色が薄暗いエリアを発見。
岩場かな?!

あとは、あそこまでどうやって辿り着くかだ……!

■カヤック&ダイブ大作戦!!

というわけでですね、
ホテルのフロントで、2人艇のシーカヤックをレンタル。
狙うポイントまでコイツを漕いでいき、
そこから水中を攻める作戦だ!!

DSC_0191.jpg

沖からの海風と波に翻弄されつつ、
なんとか狙いを定めたポイントへ。

水深は目測で2.5mくらい。
嫁様は、足がつかない深さでは泳げないので
カヤックの上で待機です。
流されないで待っててね~~(←鬼 ^^;)

というわけでシュノーケルをくわえ、いざ、ダイブ!!

DSC_0202.jpg

うむ、やはり海底は岩場になっていた。
(カヤックを漕いで別の場所でも潜ってみたけど、ここ以外はずーーっと砂地。
まるで砂漠みたいに、ひたすら広がる海底の平野。)

岩というか、いちおうサンゴ礁なのかな。
しかしなんというか、生気がない……。
砂があまりにも細かいので、サンゴの上に堆積してしまうのかな。

それでも、ときどきチロチロと小魚が姿を現わす。
魚がいることが分かると、やっぱり興奮しますね!!
せっかくだから、もう少し大物はいないかな……。

■大物狙いで潜り続けます

実は、潜水があまり得意でない自分。
それでも、意地で何度もダイブを繰り返す。

DSC_0204_20171016224708ab7.jpg

おお!いた!!
ムラサメモンガラ!!

気の強いこの魚は、こちらが下手くそな泳ぎでジタバタと騒々しく近付いても
まったく逃げることなく、しばらく悠然とたたずんでくれた。
結果的にこの直後に水中カメラが故障するので、この旅でほとんど唯一のまともな水中写真。

あとはスズメダイの仲間とか、小さなチョウチョウウオの幼魚とか、
ユゴイの仲間のような回遊性の小魚だとか。

しかし、やっぱり魚影は濃くないなぁ。。
(あとで聞いた話。魚だらけのシュノーケリングを楽しみたいなら、
 ウベア島よりイル・デ・パンあたりがオススメだそうです)

■海岸線を、ぶらぶら散歩してみます。

ホテルで借りたシーカヤックを返却したあとは、
そのまま海岸を、しばらく散歩してみることに。

DSC_0212.jpg

ホテルの裏側に、ちょっとした入り江を発見。
水中はアマモ場になっていた。
本当はここも、じっくり遊んだら面白そう。

DSC_6103.jpg

海岸で拾ったヤドカリ。
砂浜の、全く波をかぶらないあたりを歩いていた。オカヤドカリなのだろうか。
というか、いちばん右の個体は脚の感じからして、ヤシガニの子どもにも見えるんだけど。

真相や、いかに。

Copyrighted Image