■子どもの頃から、カメラは割と身近だった
(小学3年か4年生くらい?たぶん、上野動物園の観察会にて)
出版業界にいた祖父が半分仕事でカメラを扱っていたので、子どもの頃から割と身近にカメラがありました。
とはいえ、当時(1990年代)はまだ、カメラといえば銀塩フィルム。「フィルムを現像に出す」って、面倒くさいしお金もかかる。
だんだん、カメラへの興味は薄れていきました。
(実家にはまだ、当時撮って現像に出してないフィルムが眠ってます。。)
■一眼レフなんて買えなかった学生時代
時は流れ、そんな自分も大学生に。
大学ではサイクリング部に入部して、旅行三昧の日々。
カメラがあればもっと楽しかったんだろうけど、当時のぼくはなけなしの仕送りやバイト代をもっぱら、自転車で旅に出るための移動費・遠征費に充てていました。
ちょうどデジタルカメラが普及し始めた頃で、安価なコンパクトデジカメを買ってみたりもしたんだけど、なんだか思ったとおりの写真が撮れないことに嫌気がさして、あんまり持ち歩くことはありませんでした。
(特に、大好きな水族館での魚の写真がうまく撮れなかった…。これは、次章のデジイチとの出会いで解決されます)
■初めてのデジタル一眼レフに感動しまくり!
さらに時は流れ、社会人1年目(2009年)の夏休み。
中学・高校時代の先輩だった魚仲間(というより、自分の中では「師匠」)と連休を使い、東海方面へ水族館巡りの遠征に。
そのときに先輩が貸してくれたのが、その後自分にとっての相棒カメラ1号となる、Nikon D80 でした。
学生時代に買ったコンデジとはぜんぜん違う、ずっしりした重量感。ファインダーの中でピントが合ったときの爽快感。シャッターボタンを押すたびにカシャッ、カシャッと響くレリーズ音。そしてなにより、モニター画面に写る画像の鮮明さ。
初めて手にするデジタル一眼レフは、感動の連続でした…!
(そのときに撮った写真を少しだけ公開。鳥羽水族館とアクア・トトぎふに行きました)
あまりに感動して、帰りの車の中(仙台⇔名古屋の長距離ドライブ)で先輩にゴマをすりまくりました(笑)。
ゴマをすりつつ、意地でも1人でハンドルを握り続けました。
休憩で寄ったパーキングで、さりげなく先輩の分のジュースも買ったりしました。(少し話を盛ってますが、つまりそれくらい、カメラ欲しいオーラが出ていたと思います)
睡魔と格闘しながらの運転の甲斐あり(?)、東名高速から首都高にさしかかったころ、「じゃあ、そのカメラあげるよ。就職祝いってことで!」という言葉をいただいたのでした!!
■水族館 × カメラ = 楽しい!!
そんなわけで幸運にもD80の本体一式をプレゼントしてもらい、冬のボーナスを待って50mmの単焦点レンズを買い、その後やっぱり35mmを買い直し。
D80を使ってみて、「あぁ、これはたぶん三日坊主の趣味にはならないな」と確信。2014年3月に2号機として、Nikon D7000を購入!
(なんで正確に記憶しているかというと、消費増税前に駆け込み購入したから。 笑)
明るい単焦点レンズとの組合せで、それまでも好きだった水族館巡りに、「写真撮影」という大きな楽しみが増えました。
(※初号機のD80も、もちろんいまでも大切にしていますよ!
2014年にペルー旅行に行ったときは、あえてD80を持参。)
2017年、防水用途を求め、OLYMPUS TG-5を購入。
このカメラの接写機能は素晴らしいですね!2台のデジタル一眼レフとはまた違った意味で、お気に入りのカメラです。
当面、カメラについてはこの3台で十分かなぁ。
もちろん欲しい機材はいろいろとありますが、でもそのお金で、『1箇所でも多くの水族館を巡りたい、旅に出たい』という気持ちのほうが強いのです。
「水族館で写真を撮る」ということの楽しさや面白さについては、これからこのHPを通して、たっぷり発信していきますね。