【水族館探訪記】2019.05.11_千歳水族館・支笏湖大水槽のお食事タイム

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GWにどこへも行けなかったので、週末を使って北海道へ遠征してきました。
一番の目的は北見・北の大地の水族館の、この時期しか見ることのできない「赤いイトウ」だったのですが、少しでも時間があれば1つでも多く水族館に行きたい!

そんな本能のおもむくまま飛行機を降りて、まずは新千歳空港からいちばん近い千歳水族館へ。

■千歳水族館といえば!支笏湖大水槽!

千歳水族館でいちばん好きな水槽が、この支笏湖大水槽です。

円柱水槽は綺麗に写真を撮るのが難しくて基本的に嫌いなのだけど、この水槽は別!とにかく水が綺麗で(なにしろ「9年連続・水質日本一」の支笏湖をモチーフにしているのだ)魚たちの状態もよくて、水草と流木の景観もとても現地感があって、ずっと見ていられる水槽。

そんなわけで水槽横のベンチに座ってぼ~~っと水槽を眺めていると、館内アナウンスが流れました。どうやら土日祝限定・1日1回だけの支笏湖大水槽のお食事タイム「サーモンごはんだモン」が始まるようです!

※基本的に各種イベントの時間をチェックしないまま館内に突入することが多くて、この日もノーチェックでした。。。ラッキー!

(以降、館内の写真は他のお客様のプライバシーを考慮して適宜加工しています)

イベントの最初は、菊池館長による展示説明。
支笏湖が「水質日本一」の湖であること、そしてこの水槽で飼育されている魚たちの説明などなど。観客も親子連れが多いのですが、とても分かりやすい説明で子どもたちも面白そうに聞いていました。

この支笏湖大水槽のお食事タイムは、飼育スタッフさんが潜水して給餌するとのことで、菊池館長の「ダイバーさーん!」の呼びかけで潜水担当のスタッフさん登場。

めっちゃサービス精神旺盛なダイバーさん登場。水槽は支笏湖の水温を再現していてけっこう冷たいため、ドライスーツを着用して潜水するそうです。なぜかウサ耳です。萌え。

ダイバーさんは、水槽左手のバックヤードへ。
潜水の準備が整うまでの間、菊池館長による展示解説。この水槽の印象的な青色は、支笏湖ブルーを再現したものだそうです。さらに、水槽奥の揺らめく波の映像は、実際に支笏湖で水中撮影してきた動画とのこと。知らなかった!

そうこうするうちに、水槽左奥でヒメマスたちがザワザワし始めました。

先ほどのダイバーさん登場!魚たちは餌をもらえるのが分かっているようで、ヒメマスの小型個体は既に群がってダイバーさんを取り囲んでいます。

与えている餌は、生オキアミとペレット(人工飼料)とのこと。

潜水しているダイバーさんは当然喋れないので、給餌の様子は水槽外にいる菊池館長が解説してくれます。水中のダイバーさんの動きと絶妙なあうんの呼吸で、思わず聞き惚れてしまいました。

ひととおり給餌が終了。
潜水スタッフさんが、なぜか水槽正面に戻ってきました。

そしてなんと!
レギュレーターを口から外し、バブルリングを披露!
外で解説する館長いわく「当館にはシロイルカ(ベルーガ)は飼育されていませんので、代わりに人間がバブルリングをします」とのこと(笑)。

魚たちが、若干遠巻きに見ているのがなんだか面白いです。

最後はメッセージボードを掲げて、お客さん一人一人に手を振ってくれました。このあとダイバーとの記念撮影タイムも。とてもアットホームで、飼育員さんとの距離がグッと縮まるイベントでした(そのおかげか、イベント後に館長やスタッフさんにあれこれ質問するお客さんが多かったように思います)。

いつか、支笏湖に潜ってみたくなりました。

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