【旅行記】関西〜四国旅行① なくしかけたキャリーケースのことなど。

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■西へ。

少しだけ長いお休みをいただいて(実は勤続**周年のごほうび休暇)、西日本に来ています。

いつもの”水族館探訪記”はまたあとで(たぶん)書くとして、これから数日間、旅の日記を。(実は今日で旅の2日目。早くもドタバタ珍道中の気配がしてきて最高に楽しいです)

■まずは神戸へ。

初日、まずは仙台から飛行機で神戸へ。

神戸への着陸直前、まずはオープンしたばかりの須磨シーワールドを(上空から)見てきました。混雑が少し落ち着いたら、そのうちちゃんと訪問しよう。

神戸空港に到着。
仙台の暑さとは強度の違う熱気が、西日本へやってきたことを実感させてくれる。

神戸空港の鉄道駅につながる階段。
王子動物園と神戸動物王国の看板が向かい合ってて毎回つい見入ってしまう。激戦区だなぁ。

まず向かったのはこちら。

みなとやま水族館のある複合施設、NATURE STUDIO。(旧:湊山小学校の跡地)

水族館へとはやる気持ちを抑え、お昼どきだったのでまず2階にあるこちらへ。

ぷはぁ。(あとカレーも飲んだ)

ほろ酔い気分で(ごめんなさい)お腹を満たし、いざ水族館へ。

7月1日にオープン2周年を迎えた、みなとやま水族館。
個人的にはとても好みの水族館で、でも過去の訪問は土日だったのでなかなか混んでおり、いつか平日に来てみたかったのです。

みなとやま水族館の探訪記は、そのうちまた。

2時間ほど水族館を満喫し、そのまま1つ向こうのバス停までぶらぶら。

バス通りから裏路地に入る。
歴史を感じる住宅街が出迎えてくれる。

目的地はこちら。
みなとやま水族館から徒歩5分ほどの、「湊山温泉」。

神戸の温泉地といえば有馬温泉が有名だけど、市街地にもこんな歴史ある温泉があるとは知らなくて。前回みなとやま水族館を訪れたときに、看板を見つけて気になっていたのだ。

平日の昼間ながら、地元の常連さんとおぼしき人でけっこう賑わっていて楽しかった。ほんのり硫黄の匂いがして、肌がきゅっとなるいいお湯でした。

旅の序盤、関西の洗礼を受けてたっぷりかいた汗を流して、そのまま私用(半分仕事)のため大阪へ。

■2日目:15年ぶりの愛媛へ。

翌日、大阪で所用をすませ、また移動。

四国に飛びます!
飛行機で四国入りするのは初めてだ。

伊丹から松山へのフライトはプロペラ機。
なんだか好きなんですよね、プロペラ機。

みかん!しまなみ海道!みきゃん!

日ごろの行いのおかげか、松山空港へは定刻より早くランディング。
とはいえ、リムジンバスの中で乗換案内をチェックすると松山駅での乗換時間が10分くらいしかないことが発覚。

10分少々で特急「宇和海」のきっぷを買い、できれば電車の中で食べる夕食もGETしたい。
間に合うかな。

リムジンバスを飛び降り、券売機へダッシュ。
きっぷ買えた、あとは食料調達だ。まだ5分ちょっとは時間あるぞ。
コンビニ飯でもいいけど、せっかくの四国到着の一食めだし、なんかいい感じの駅弁とか手に入れたいぞ。

ん???

券売機までダッシュ???

あれ???
そんなに身軽だったっけ???
(数日分の遠征荷物と、カメラ機材一式とPCを持っていたはずなのだが??)

あ!!!!
リムジンバスのトランクにキャリーケース忘れた!!!!!!
(レンズ機材がすべて入っている)

あわててバス停に戻る。

当然ながら、乗ってきたバスの姿はどこにもなかった。

旅の序盤のやらかしに衝撃を受けつつ(自分のミスだけど)、つとめて平常心を保ちながらバス会社の問合わせ窓口に電話をする。

窓口の方は親切に対応してくれて「間違いなくバスの中にあると思うので、運転士に連絡して折り返します」とのこと。うん、とりあえず待つしかないな。

乗ろうと思っていた特急には当然ながら間に合わない。終電まではあと2本。まぁなんとかなろう。場合によっては予定変更して、松山に宿泊だな。

まずは腹ごしらえだ。
気持ちを切り替えて、改札横のうどん屋に入る。

「じゃこ天うどん1つお願いしま〜す!」

愛媛名物の「じゃこ天」と、四国のソウルフード・うどん。
四国旅の始まりとしては、まずまず上々のスタートだ。もうちょっと心落ち着いて食べたかったけど。

ひと口めをすすろうとしたとき、スマートフォンが鳴る。

「お荷物みつかりました!折り返しのバスで、10分以内に松山駅前までお届けします!」

ありがてえ!!!!
(「バスの営業所で保管しておくから、自力で取りに来てね」くらいの展開は予想していたので)

出来立てのじゃこ天うどんを大急ぎですする。
正直、味はよく覚えていない(ごめんなさい)。ただただ熱かった。

口をはふはふさせながら、ダッシュでバス停に戻る。
ほどなくして見覚えのあるリムジンバスがやってくる。

伊予鉄バスさん、本当にありがとうございました!!!
(ほんの20分たらずで荷物が返ってきたのは、幸運すぎた)

さて。
改めて駅に戻る。次の特急「宇和海」は1時間後だ。

うーん。
駅前でただ待ってても暑いしなあ。

窮地(というほどでもないけど)を乗り越えて、とたんに生まれる心の余裕と視野の広さ。

あ、なんかいい感じのお店を発見。

あわや「レンズ全部ロストでカメラボディ2台だけを背負って四国を虚しく旅する人」になる危機を見事に切り抜けたのだ。
これはもう、祝杯を上げてもいいだろう。

意を決してお店のドアを開ける。

愛想の良いマスターとママさんが笑顔で出迎えてくれた。

「えっと、ビール1杯だけでもいいですか??」
「もちろんええよ、旅の人?大きい荷物そこ置いたらええよ」

安心してカウンター席に座り、地ビール「道後ビール」のヴァイツェンをお願いする。

電車待ちまでの間のちょい飲み客だと察したらしく「どこまで行くん?次の電車の時間は??」と聞かれたので、思いきって事の顛末を話す。

「それは大変だったねえ」とママさんが大笑いしてくれて、マスターが驚いてくれて、カウンターで飲んでいた常連客の方もニヤニヤ。

あー、なんかやっと気持ちが据わった。

「はいこれ、大変な目にあったみたいだからサービス」

じゃこ天を1枚サービスしてくれた。

嬉しい、嬉しすぎる。四国の人ってやっぱあったかいな。

もちろん初対面で、しかもやや顔面蒼白なまま入ってきたあやしい謎の男にやさしくしてくれて、マスターとママの伊予弁があったかくて。

なんのゆかりもない土地に、少しだけ自分の足跡が刻まれる感触。
「単なる遠征」が、「旅」に変わった瞬間を感じた。

これだからやめらんないよね、こういう旅を。

なんだかビール1杯だけで帰るのは惜しくなって、常連さん同士の賑やかな店内が居心地よくて、2杯めを注文。
今度は「道後ビール」のケルシュ。通称、坊っちゃんビール。

すいすいと2杯飲んで、忘れ物しないように気をつけながら、「機会があったらまた来てね!」の言葉に頭をさげさげお店を出た。

バスに荷物を忘れてから1時間ちょっと。
こんなにもころころと展開の変わる旅は久しぶりだ。楽しい。(いや、荷物がすぐ見つかったから言えるんだけど)

さて、今度こそ特急「宇和海」に乗車。
目指すは宇和島駅。終点だから寝てても大丈夫、と、ドタバタ劇の反動でちょっとうとうと。

22時過ぎ、宇和島駅に到着。

終着駅の駅舎で、なぜか猫が出迎えてくれた。

明日から数日間、いい四国旅になるといいな。
(実は就職前の卒業旅行以来、15年ぶりに再訪した伊予・土佐路なのです)

ではまた!

Special Thanks to…
伊予鉄バスさん
松山駅「えきまえバル」のマスターとママさんと常連の皆さん

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