※当記事は、旧ブログ(http://aquapicture.blog71.fc2.com/)に掲載したものを
加筆修正・移設したものです(掲載日:2017年11月27日)
■4館目:志摩マリンランド
伊勢市内のゲストハウスを出発し、伊勢神宮・外宮をお参りしてから、
伊勢市駅のロッカーにバックパックを預け、ここからは水族館本気モード!
ここ三重県には、メインどころで以下3ヶ所の水族館がある。
・鳥羽水族館/鳥羽市
・伊勢シーパラダイス(旧・二見シーパラダイス)/伊勢市
・志摩マリンランド/志摩市
※名張市に「日本サンショウウオセンター」があるけれど、
場所も離れているし、今回は別枠、ってことで……。
前日に鳥羽水族館には訪問済み。
ここまで来たら、残り2つ行っちゃうしかないでしょう!
……しかし、土地勘のない余所者には、
「伊勢」と「志摩」と「鳥羽」の位置関係が、よく分からない。
えっと、いま伊勢でしょ。志摩ってどっち?どっち先に行けばいいの??
(ぼくが漠然と抱いていた「伊勢・志摩・鳥羽」のイメージ。
志摩マリンランドの展望台より)
はろー、ぐーぐる。
スマホって便利。
どうやら、ここ伊勢市から南下して、鳥羽を一度すっ飛ばして志摩マリンランドへ、
そこから鳥羽駅に戻ってバスで伊勢シーパラダイスへ、というのが良さそうだ。
伊勢市駅から近鉄電車の特急に乗り、終点の「賢島」駅へ向かいます。
(ちなみに、伊勢市駅では同じ改札口から、近鉄電車とJRのどちらにも乗車可能。
ただし、料金体系や切符売り場の場所が違うので要注意。
ぼくは切符を買い間違え、数百円を無駄にしました)
伊勢市からの特急電車はけっこう混んでいたけれど、
ほとんどの人は鳥羽で降りてしまった。
伊勢路の南端にあたる志摩には、なかなか行く人も少ないようだ。
■初訪問!志摩マリンランド!
終点の賢島駅を降りると、志摩マリンランドまでは徒歩3分。
駅から出るとすぐに、コウテイペンギンの看板が出迎えてくれる。
(なんでこんなに駅から近いのかと思ったら、親会社が近鉄グループなんですね)
ほどなくして到着。
マンボウの大きな看板が目をひきます。
入場料1,400円を支払って、いそいそと入場。
ペンギンプールを横目に、水族館内へ。
(毎度の海獣スルーで申し訳ない、、、)
■うおぉ、古代魚が充実!自分好み!!
館内に入ると最初に迎えてくれるのは「古代水族館」。
古代魚好きな自分には、たまんない空間ですっ!
やや薄暗い展示室内に、円柱型の水槽が5つ。
右から、
・ガーパイク(スポッテッド、ロングノーズ)
・ポリプテルス(エンドリケリー、ラプラディ、オルナティピンニス)
・アミア・カルヴァ
・ネオケラトドゥス(オーストラリア肺魚)
・オウムガイ(パラオ・オウムガイ?)
そのほか、壁際には古代魚やアンモナイトの化石がずらり。
ガーパイクは、スポッテッドとロングノーズの2種(解説板を見る限り)。
スポッテッドとショートノーズの混血みたいな個体もいたけれど、正体判別せず。
■水族館本館へ。近海の魚が充実!
古代水族館を出ると、水族館本館へ。
まぁまぁ大ぶりの汽車窓水槽が、ずらっと並んでいる。
近海にも住んでいそうな南日本の魚種を中心に、
派手ではないものの、どの魚種もしっかり飼い込まれている印象。
トラギスと、その後ろにシマウシノシタ。
こういう脇役的な魚が綺麗に飼われている水族館って、しみじみといいですね。
■志摩ならでは!の名物コーナーもチェック
ここ志摩マリンランドの目玉展示のひとつ、回遊水槽での
「海女の餌付けショー」。
ううむ、地元ならでは感がすごい!
お客さんもけっこう集まっていて、注目を集めていました。
同じく目玉展示のマンボウ。
このとき飼われていたのは1個体のみだった。
■最後のエリアは、熱帯魚好き必見!
メインの展示はだいたいチェックできたかなー、と思って油断していたら、
最後に現れたのが、素晴らしいマラウィ・シクリッド水槽。
写真奥の、魚影の濃さがすごいです。
そしてそのすぐ横には、綺麗に手入れされた90cm水槽が5つ。
(左から、コリドラス/エンゼルフィッシュ/アベニーパファー/ハニードワーフグーラミィ/金魚。)
大水槽を泳ぎ回るムブナ(マラウィ産シクリッド)たちの姿は、
いくら見ていても飽きることがなく、
ゆっくりくつろげるベンチもあって、思わずここに長居をしてしまいそうに。
ていうか、ここに住みたい!泊まりたい!
うっかり、帰りに乗る予定だった電車の時間ギリギリまでここで粘ってしまい、
慌ててカメラを担いで、賢島駅まで全力疾走で戻りました。
お次は、伊勢シーパラダイスへ!!
旅は続く!