※当記事は、旧ブログ(http://aquapicture.blog71.fc2.com/)に掲載したものを
加筆修正・移設したものです(掲載日:2017年11月26日)
■3ヶ所目:鳥羽水族館
愛知県・伊良湖岬からフェリーに飛び乗り、
思いがけず、三重県・鳥羽へ。
ぼくにとっては、人生で3回目(入館するのは2回目)の鳥羽水族館。
(なんでこうなったかは、前回エントリをご覧ください。)
鳥羽に着くと、三重県在住のTwitterフォロワーさん・A氏が出迎えてくれた。
実は、フェリー乗船前に連絡を取っていたのです。
県内とはいえ近いわけではないのに、急に呼び出す形になってすみませんでした。
(Twitter上ではずいぶん昔からの付き合いなんだけど、
こんなことでもなければ、なかなかお会いする機会はなかっただろうなぁ)
チケット売り場そばのロッカーに旅の荷物を押し込み、
カメラかついで館内へ。
A氏と合流して、つい心からこぼれたひとこと。
「いま自分がなんでここにいて、Aさんと会ってるのかさっぱり分からない。。。」
ごめんなさい、この日1日、状況がめまぐるしく変わったので、
自分自身が状況の変化についていってなかった(笑)。
■8年ぶりの鳥羽水族館!
さて入場!
鳥羽水族館は「順路のない水族館」を標榜しているそうなので、
こっからはA氏の案内のもと、順不同に展示を見て回ることに。
あれ、これは前回(と言っても8年前)に来た時にはなかったなぁ。
なんとなくサバンナっぽい雰囲気の、爬虫類館が出来ている。
爬虫類たち(けっこう種類数も多い)に混じり、日本では鳥羽でしか見られない、
というスナドリネコが。
「砂取り」ネコ、じゃなくて、「漁り」ネコって書くんだね。
川に飛び込んで魚を捕まえる習性があるから、この名前がついたらしい。
鳥羽水族館といえば!のジュゴン。
お客さんからの人気も絶大だった。
ジュゴン見ながら、A氏がひとこと。
「ここって、植物性のエサが充実しているからか(ジュゴンは草食性)、
ハギ(ニザダイ)の状態もやたらいいんですよねぇ」
さすが!魚好きならではの視点ですよね、ソレ。
これまた、鳥羽水族館を代表する生き物のひとつ、
オウムガイ(写真はパラオオウムガイ)。
鳥羽では、オウムガイの産地(パラオやニューカレドニア)と共同で
生態や繁殖に関する研究を続けています。
(おお、そういえばニューカレドニア水族館のレポを早く書かなければ 汗)
館内でも繁殖に成功していて、オウムガイの卵も展示されていた。
こちらは、鳥羽、というか伊勢志摩地方を代表するイセエビさん。
さすが本場だけあって、水槽内のイセエビ密度がハンパない!
イセエビが折り重なるように蠢いていた。
バイカルアザラシ。
特にショーをする作りにはなっていないんだけど、
ちょうど給餌のタイミングで、トレーナーさんが指示を出すたび
アザラシがくるくる回ったりキスをしたり。
見ていて微笑ましかった。
イロワケイルカ。
仙台うみの杜のイロワケたちと違い、愛想はあまりない(笑)
A氏に「仙台のイロワケは、人が手を振ると寄ってきたりしますよ」
というと驚いていた。
場所が変われば行動や性格も変わるものだなぁ。
ピラニア・ナッテリー。
明るめの水槽で展示されていて、体型も綺麗。
美個体ぞろいです。
■さすが鳥羽。マジメな展示が面白い!
「へんな生きもの研究所」。
主に無脊椎動物を中心に、小型水槽がずらっと並び、
さながら研究所のような雰囲気の展示。
ここは面白かった。混んでいるとなかなかじっくり見られないので、
平日とかにゆっくりじっくり見たい感じです。
最近は、こういう「研究」をモチーフにした展示が、どこも増えたなぁ。
すごく良いことだと思っています。
入場ゲートの横に、歴代繁殖賞のモチーフが。
すごい数!さすが、歴史と実績のある鳥羽水族館!!
■もはや三重県のとりこ。
けっきょく、ほぼ閉館ギリギリまでA氏に付き合っていただき、
人生2回目の鳥羽水族館を堪能しました。
さらに、A氏の車で宿泊先まで送ってもらえることに!
しかも車内のBGMを、ぼく好みのメロコアバンドに変えてくれたり、
A氏、イケメンっす!(本気で)
参拝客で混んでいる伊勢市内までわざわざ運転してくれて、
ありがとうございます!大変助かりました。
この日は、伊勢市内のゲストハウスに宿泊。
ここまで来たら、明日も三重県内を満喫するぞー!
と心に誓い、就寝しました。
旅は続く!