【小笠原年越し2018/2019】5日目・1月2日

(前日の日記はこちら)

小笠原旅行・第4日目。元旦から海で泳ぎ、クジラを眺め、そして、空飛ぶギョサン。

小笠原・年越し旅行5日目(現地4日目)。帰りの船は翌3日なので、丸1日遊べるのはこの日が最後です。とはいえ、前日の母島遠征での船酔いダメージがまだ少し残っていて、この日は船に乗るレジャーはやめて、自転車で島内散策。
(結果的に、滞在中でいちばん海が穏やかだったのはこの日だったそうで、ちょっと惜しいことをしましたが 笑)

■寒いけど、1回くらいしっかり泳ぎたい!

この日は比較的天気も良かったので、自転車でも行ける海岸でシュノーケリングを楽しむことに。まずは(もはや馴染みとなった)「小笠原観光」さんでウエットスーツを借り、自転車の前カゴへ。急いで海に向かいます!

目的地は「小笠原海洋センター」の目の前の「製氷海岸」。二見湾内なので波が静かで、枝サンゴの群落が広がる、シュノーケリングにはうってつけのビーチです。街からも近いので、おが丸の入港日には初心者向けのシュノーケリング教室が開催されてたりします。

まだ少し寒いけれど、3点セットをつけウエットスーツを着て、いざエントリー。

海中に入ると、まず出迎えてくれるのが小笠原の海ではどこでも見かけるロクセンスズメ&ヤマブキベラ。それにクギベラの姿も見えます。

海底には白い砂地に点在するサンゴの群落、そして鉄パイプのような人工物。これは戦時中に座礁した軍艦か潜水艦の残骸らしいです。今ではよい漁礁&サンゴたちの定着する土台になっているようです。

■短い時間でも、魚たちの暮らす世界を覗き見ることができました!

ぼくも妻もあまり深いところまでは潜れないので、サンゴの生える浅瀬を海岸に並行するように泳いでいきます。それでも十分すぎるくらいの魚影の濃さ、そして魚種の多さ。

ヒブダイと思われるブダイ類をメインに、オジサン、アカヒメジ、ニザダイの仲間(ナガニザ??)の混成部隊。

よく観察していると、ブダイが鋭い歯でサンゴをかじり、ほかの魚はそのおこぼれを狙っているようでした。

イシガキダイ。ペアなのか、ずっと2匹で泳ぎ回っていました。

大きなヘラヤガラ。

サンゴのそばで、立ち泳ぎ。小魚でも狙っているのでしょうか。

立派なテーブル状のサンゴがありました。

なにかが潜んでいそうな隙間……。

赤い魚が見え隠れしていたので、しばらく待っていると姿を見せてくれました。イシガキスズメダイでしょうか。

同じサンゴの隙間に、こちらはクギベラの幼魚?

ロクセンスズメがやってくると、みんな一斉にサンゴの隙間に身を潜めます。

■小笠原なら!ユウゼンが見たい!

別のサンゴ群落の下は、チョウチョウウオ・パラダイスになっていました。トゲチョウにウミヅキチョウチョウウオ、そしてツノダシ。

こちらはフウライチョウチョウウオ?

ミスジチョウチョウウオ。

どうせなら小笠原の海に多いユウゼンを見たかったのですが、一度だけ姿を見ただけで写真には撮れず。残念……。

■無脊椎動物編

ヒレジャコガイ。小笠原の海にはたくさん転がってます。

イバラカンザシ。サンゴのなかに住む、ゴカイの仲間。

■海から上がって、砂浜でひと休み。

小休憩をはさんで、20~30分ほどのエントリーを2回。本当は、海の中にいればいただけ新しい魚がいくらでも出てきそうだったのですが、体力のほうが先に悲鳴を上げました(やっぱりちょっと寒かったです)。

海から上がり、日光で体をあたためつつ少し浜辺を散策。

シーグラス(波で削られたガラスの欠片)を集めたりしてました。

海岸からすぐのところに「小笠原海洋センター」があるので、この日も遊びに行きました。学生時代にここで調査ボランティアしていた頃のボラ仲間が今でもスタッフとしてここで働いていて、13年半ぶりに再会することができました。

■午後は、シロワニを探しに。

シュノーケリングでガッツリ体を動かしたので、いちど街中へ戻り昼食、そしてお土産屋さんをブラブラ。お土産選んでると、なんだか旅も終わりに近づいている実感が急に湧いてきます。またすぐに来れる場所じゃないからなぁ。。。

街なか散策後、まだ時間があったので今回の旅行2回目の「小笠原水産センター」へ。

アカバ(アカハタ)の歯みがき。何回やっても面白いです(笑)。ホンソメワケベラにクリーニングされてる気分なんだろうか……。

※小笠原水産センターの訪問レポは、また別途!

水産センターを出た後は、近くにある「とびうお桟橋」へ。ここは、小笠原に行く魚好きなら抑えておかねばならない超おもしろスポットなのです!

とびうお桟橋。
レジャーボートが多く係留されている桟橋で、海のツアーに参加する場合はここに集合になる場合が多いです。地元の子どもたちが、魚を眺めて遊んでいました。海中には枝サンゴが密生していて、港の中とは思えない透明度&魚の数です。

そこに唐突に現れる、大きなシロワニ!
防波堤の縁から覗いていると、本当に足元を悠々と泳いでくれます。

写真には写っていないけど、コバンザメも従えていて、本当ならスキューバで見るような光景を陸にいながら眺めることができるんです。

さらに、こちらはマダラエイ。

どうやら、地元の人が餌付けをしていて、ちょっとした観光スポットになってるようです。後でガイドブックを読んでいたところ、元々は漁師や釣り船が外道の魚や釣り餌の残りなんかをここに捨てていて、魚が寄ってくるようになった、との説が。

この日も、魚肉ソーセージを撒く観光客の姿が。(魚肉ソーセージは島内のスーパーでやたらと売っていて、おそらくダイビングやシュノーケリングのときの餌付け用途なんじゃないかな、と思います。)

賛否はあるんだろうけど、まぁ釣りの時にコマセを撒くのと似たようなもの、でしょうか。魚たちの食性を考えると、(多くの魚に取って消化しづらい)ご飯粒やパン屑を与えるよりは、もし餌付けするなら、魚肉ソーセージや釣り餌用のオキアミあたりのほうがいいでしょうね。

この日は朝から晩まで、魚まみれの1日でした。大満足!

島に沈むこの夕景を見るのも、この日が最後です。本当に名残惜しい気持ちでいっぱいでした。

■父島最後の夜。やっぱり島魚で一杯!

この日の夜は、初日の夜に訪れた「洋風居酒屋 CHARA」さんへ。
今回の滞在中にもTwitter等でちょいちょいやり取りをさせていただいていて、お礼かたがた、最後にもう一度お邪魔したかったんです!

この日の地魚もハマフエフキにオオヒメ、カマスサワラと、他ではちょっとなかなか食べられないラインナップ!ハマフエフキはなんと、前日の夜にお子さんと釣ってきたそうです!!

メニュー表に図鑑のように写真を載せているので、馴染みのない魚でもどんな魚か分かります。店長の魚愛が伝わってきます。(ちなみに、写真の出典までしっかり書いてあります 笑)
魚が好きな方には、小笠原に行ったらぜひ足を運んでほしいお店です。

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この日も店内は満員で忙しそうだったのに、お店を出るときには店長がわざわざ出てきてくれて、お話させていただくことができました。

「帰り道、寒いから!」って渡してくれた甘酒、体だけでなく心まであったまりました。必ず、また来ますから!!

(翌日へ続く)

小笠原旅行・第6日目。いよいよ、帰りの「おがさわら丸」乗船日です。名残惜しい気持ちをぐっとこらえて、最後まで父島の海を満喫しました!イルカも見れたよ!
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